なんか用？

パクパクコンテスト

セルシー話のながれで
むかし１９７０年代前半、読売テレビだったと思うんですけど
横山プリンとキャシー中島が司会してたバラエティーで
パクパクコンテストってのがあったんですよ
セルシーの一角で収録してました
当時としては画期的な素人参画の番組でして
めちゃくちゃ面白かった記憶があります

内容は、当時の歌謡曲を流し素人が振りまねするだけの番組なんです
口をさも歌ってるようにパクパクさせるのが面白いんです

この番組から、歌番組で本職の歌手が出てきて
実際に歌わずにレコードを流して画面上はさも歌ってるように
見せることを「ぱくぱく」というようになりました。
そんなことどうでもいいんです

横山プリンのハゲ散らかした風貌と破天荒な物言いが
面白かったな～
毎週勝ち抜きみたいな形式で
この番組からデビューした人もいたはずです
興味のある人はググッてみてね

セルシーの話で思い出しましたが
寄席もありました
舞台があって、客席は畳敷きでね
座布団がいっぱいおいてあって
ぜんぜん混んで無くってさ
自由気ままに落語が聴けました
中には座布団枕に横になってる人もいたしねえ
小学生のわしはお母ちゃんに連れて行ってもらったんですけど
座布団を後ろの壁際に持っていって壁にもたれて見たもんです
座布団にずーっと座ってるのって結構しんどいもんね

当時前座で、さかいくにを・とおるが出てました
当時から「とおるちゃん！」っていうオカマギャグやってましたなあ
おカマギャグのはしりですね
とおるちゃんが「ここで笑わないとわしらの漫才笑うとこないよ～ｗｗ」
ってそのころから言ってたぞｗｗ進歩ないねえ
でも面白いんだけどｗｗ

出番が終わったあと、くにを・とおるの２人は出口の外で
立ちながら、他の芸人の芸をじーっと真剣な目で見てました
勉強してるんですよね。まじめな芸人だなって小学生ながら思いました
４０年たった今でも現役でやってるのは、
そういったまじめさが生きてるんですねえ

当時、とりをとってた落語家、だれだったか忘れたけど
破天荒な落語家で
「わしの落語なんかおもしろくないでしょ、
犬でもつれてきて獣姦ショーでもやったほうが面白いですよねｗｗｗ」
とか言ってたのが子供心に印象に残ってるわｗｗ