夏が来ましたね
もうすぐ梅雨が明けます。
梅雨が明けると、青い高い空に浮かぶ真っ白な入道雲・・
明るく楽しい夏。
でもどこかうら寂しい夏
そんな夏を先取りしたDOCOMOのCMがいかしてます。
ストーリー(docomo hpから)
とある山ぞいのバス停で青年がベンチに座っている。
青年はおもむろにスマートフォンに保存している、
思いを寄せている彼女との2ショット写真を見つめ、
物思いにふける。
その様子を傍らで見守りながら歌う桑田さん(スマートフォン
)。
さらに青年は物思いにふけたり、
桑田さん(スマートフォン)を見たりしている。
そして、思い出すのはあの日・・・祭りの夜。
回想:
うちわを持って歩いていると偶然想いを寄せる女性と遭遇。
ちょっと挨拶しようと手を振ってみたが、イケメンの彼を連れ
ている。
その様子を心配そうに見守る桑田さん(スマートフォン)。
彼女へのせつない思いがこみあげ、
嫌になってバイクに乗って大声で叫ぶとき、、
定食屋さんで食事をしている時、
いつも彼は桑田さん(スマートフォン)と一緒。
いつも隣で見守ってくれる良き相棒、桑田さん(スマートフォ
ン)の存在のおかげか?
「そんなこともあるさ」という割り切りなのか?
ベンチから立ち上がりスマートフォンをしまって歩き出す・・
・歩き出す二人。
仲良さそうに、見守るように。
渡辺謙さんが岡田君の携帯を擬人化してるのと
おなじシチュエーションなんだけど
今回の桑田さんもいいなあ。
桑田さんの歌と背景の田舎の風景がなんとも言えずマッチして
ますね。
楽しくてやがてさびしき祭かな・・
そんな気持ちにぴったしの曲なんですよね。
心がすこし淋しいときに聞くと涙がこぼれそう。
日本の青春の原風景がここにあるようなCMです。
百聞は一見にしかず
いっかい見てみて
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/tvcm/110610_01.html
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
ある人に面白いから読んでみろって勧められて、読んでみまし
た。
久々に読んでむかつく小説に当たりました。
読んだあと金返せって言いたくなったわ。
インターネットの書評を読んでみたけど
すべからく好評価???
何でだろう・・・
このミステリーは、ある引っ掛けがあって
最後にその種明かしをするんだけど
見事にひっかかってしまう。
みんなそのトリックを絶賛してるんだけど
そんなのちゃんちゃらおかしいw
ストーリー
主人公の将虎が、後輩の彼女に頼まれて
怪しげな訪問販売会社を調べることに。
その会社は、裏で保険金殺人までおこなうやばい会社であった
。
これだけの話・・
ここから先はネタばれ注意
ほんと、読まなくて良いけど
無駄金払って、読むつもりの人はここから先は読まないように
w
話自体はありきたりな展開で、面白く読めます。
悪質訪問販売会社の悪事を暴くメインストーリーと
知り合いのプー太郎とジャパユキさんとの間に出来た子供の話
主人公がヤクザをやってたときの殺人事件の話
主人公とヒロインのtロマンス。
この4つの話が折り重なっていくのですけど
なんだろうね・・・
薄っぺらいんだよなあ。。
ヤクザ時代の話なんかなくても全然影響ない
なんでこんな話無理やりくっつけたのか理解に苦しむ。
さて、肝心のトリックですが
冒頭に、
「俺の7つ下の高校生の後輩○○からの願いで・・・」ってい
うフレーズ
これで読者をミスリード
ご丁寧に後輩はエロビデオも借りることが出来ない未通娘とま
で書いてある。
種をあかすと実は、高校生ってのは定時制で主人公は70歳の
おじいちゃんでした
っていうトリックwwww
いい加減にしろって
途中、主人公のロマンスの相手が、ラブホテル街で援助交際し
てるシーンがあるのですけど
ヒロインも70歳のばばあですよwwwそれは無いわ
最後の種明かしを読んで
気分が悪くなりました。
文庫本の最後に付録で、いろんな注釈が載ってましたが
ご丁寧に老年期のセックスについての説明が書いてあったわ。
年寄りでもセックスするのは普通。だから70歳でも援助交際
はありえるって
言いたいんだwwww
笑止千万ですわ。
この落ちを読むまでは、2流の青春活劇を読んでる気分で
楽しく読んでたのに
この落ちを読んだとたん・・・・・
じじいの話ですって・・・
それは無いわwwやりすぎですわ。
一気に3流ミステリーへ・・