今日は、そこそこのお天気でした。薄曇りなのでしたが、太陽は雲に隠れながら、その輪郭は見えていました。 午後になりましたら、ちょっとだけ太陽がその姿を見せましたが、日の暮れが早いので、曇りの一日となりました。
さて、ここ地元でも、大きな問題になっています、「長野電鉄・屋代線(やしろ・せん)」が来年 3 月で廃止になり、その代わりにバス運行が登場!! といったお話しです。 この「屋代線」と云うのは、須坂市・須坂駅~~長野市・松代駅~~千曲市・屋代駅を結ぶ約 25 Kmの私鉄の電車路線です。
以前はこの屋代線は、河東線(かとう・せん)と云われていまして、千曲川の流れに沿ってその東側を走る線路という事で、河東線と呼んでいました。 いつ頃から「屋代線」と云うようになったのか分かりませんが、また調べてみます。
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Canon EOS Kiss Digital
こちらの写真は、ここ地元にあります、「松代駅」です。 この松代町には、この駅の他にも、「大室駅(おおむろ・えき)」、「金井山駅(かないやま・えき)」、「象山口駅(ぞうざんぐち・えき)」、「岩野駅(いわの・えき)」の 4 か所ありますが、これらは無人駅です。恐らく都会にお住まいの方は、電車の路線が無くなるなんて信じられない話だと思います。
この路線の経営をしている長野電鉄さんにしてみれば、結局、乗車人数の減少で、赤字路線でこれ以上の運営は難しい状況下にあると云うことです。 でも、全く廃止になってしまうと、特に中学生や高校生が朝夕と通学にこの路線を利用していますし、また、ここ地元にも大きな「厚生連・松代総合病院」もあり、ここへ通院されるお年寄りの足も確保できなくなります。
そんなんで、とりあえずは、電車の代わりに、バス運行が決まっています。 ここに至るまでは、地元住民は勿論のこと、各地方自治体も長野電鉄と話し合いを数限りなく行なわれた結果がこうなって、来年 3 月末には駅や線路だけが残って、電車は走らなくなります。 拙者の実家もこの松代駅の近くにあります。 小さい頃から、この近所で遊んでいました。 それ故、屋代線廃止反対運動の署名も行ないました。 でも‥‥‥、決まりました。 淋しい限りです。 そんなもんです。
想い出に電車を撮ってきました。
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Canon SX30IS
こちらがその車両です。 鉄道ファンでしたら、車両名や過去にどの路線を走っていたか、ご存知だと思いますが、拙者は分かりません。 そして、路線廃止後の大問題で、またまた議論を重ねていくようになっています。 路線経営の長野電鉄さんは、須坂市、長野市、千曲市に対して、無償譲渡と云うことを表明していますが‥‥‥‥!!
では、誰があの長くて思いレールを片付けるのでしょうか? また、駅はどうするのでしょうか? 長野電鉄さんの方で更地にして、即活用出来る様にしてから、各市町村へ無償譲渡になるのでしょうか? それも、いつまでという期限があるのでしょうか? 下手すると、線路にペンペン草が生えて来て、見るも無残な長~~~~~~い一本道が出来るかも知れません。
そんなことにならないように、何とか知恵を出したいものです。
拙者一人では無理ですネ!! っと。
see you again
交通弱者の問題はこれから頻繁に出てくる問題ですね。
赤字路線に関しては民間であれば廃止するしかないでしょうし
市町村で赤字の補填をしていくのは限界があるしで
難しい問題ですね。
学生に関しては通学用のバスを運行している自治体も
ありますからね!
自治体でいろんな知恵を出して考え問題だと思います。