『守内近良「黒の芸術」展 切り絵と鉛筆画のハーモニー』の初日に行ってきました(2022.10.22~29)@銀座一丁目ぎゃらりい朋
いつも展覧会や個展におじゃましている剪画作家の守内近良先生の 銀座の個展の初日に行ってきました もう長い間見に行っており剪画体験もしたことがあります
土曜午後にイタリア語レッスンのあと電車に乗って 日本剪画協会主催の
剪画美術展の初日によく行ったものです
切り絵は白と黒しかない その制限の中での様々な技法について 実際に説明していただきました
たとえば 「冬の瑠璃光寺」の 瑠璃光寺の五重塔はピシッと黒で決めて画面がひき締まり バックは 白のグラデーションをきかせた黒い紙の上に 精密な風景を切り出したものを乗せると 雪景色が現れます
京都府庁賞受賞作です
これは「黒の芸術」展の案内のハガキに使われています
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右下が「冬の瑠璃光寺」
日光東照宮唐門の重厚さと立体感 緻密なカット (写真の上段真ん中)
水に落ちるりんごが 水の泡をたてながら沈んでゆくさまはスローモーションを見ているようです (写真の下段真ん中)
クロアチアレースは 針のように細かいレースのひとつひとつをやはりカットしているもので 実物はもっと大きいとはいえ気の遠くなるような作業です バックが幻想的ですね (写真の右上)
レースほおずきは これは先生の人気の作品で 乾燥したほおずきの皮の中に ほおずきの実があるのですが これも 葉脈もすべて切り絵なのです (写真の左下)
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レースほおずき
そして鉛筆画シリーズでは 愛らしい猫ちゃんたちが 写真か映像と思う程
息遣いまで感じられるようですね🐈 消しゴムでひげを白く抜いているそうです
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鉛筆画の猫ちゃん
11/1~11/8の東京都美術館での都展にも出品予定です
『守内近良「黒の芸術」展 切り絵と鉛筆画のハーモニー』(2022.10.22~29)@銀座一丁目ぎゃらりい朋は こちら
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プレゼントさせていただいた和紙の花🌸
個展の記事を載せて頂き感謝です。
やはり初日ですから気持ちも高まり、頑張り過ぎて帰宅してバタンキューでした。
素敵な手作りのお花も有難う御座います、会場が狭いので自宅のに飾ってあります。
10月も末で秋から冬へと季節が変わろうとしています、寒暖の差が激しいので体調管理にご注意ください。
たくさんの方達が 入れ替わり立ち替わり訪れて
初日は華やかですね!
個展のご成功をお祈りしております