「修道士は沈黙する」(Le confessioni)を見ました@アマゾンプライム
ドイツ ハイリゲンダムの空港に イタリア人修道士ロベルト・サルスが降り立つ
彼は迎えの車に乗り ある国際的な会合が開かれる場に向かう...
バルト海に面したリゾート地の高級ホテルで開かれる予定の G8の財務相会議
そこでは世界市場に多大な影響を与える 再編成の決定がくだされようとしている
それは貧富の差を残酷なまでに拡大し 特に発展途上国の経済に 大きな打撃を与えかねないものだ...
* * *
静かな映画です
G8財務相会議の前夜 IMFのダニエル・ロシェ専務理事に招かれ 告解を頼まれたイタリア人修道士ロベルト・サルス(トニ・セルヴィッロ)
ロシェは翌朝 自室で遺体で発見される...
自殺か? 他殺か?
修道士には告解の秘密を守る厳格な義務がある
たとえそれを告白することで 世界を困難から救えるとしても...
静かな海辺のホテルを舞台に 鳥のさえずりとともに 様々な策略が
そして昨夜の秘密が暴かれてゆく...
最後は こうきたか~と 唸りました
トニ・セルヴィッロの静かな魅力が全開です 会議のメンバーには日本人もいましたね
こういう人々によって 世界経済が操られてゆくのですね...
「修道士は沈黙する」(アマゾンプライム)は こちら
「イタリア映画祭2017」では「告解」のタイトルで上映
2016年製作/108分/G/イタリア・フランス合作
原題:Le confessioni