イタリア映画祭プレイベント「結婚演出家」上映会&「永遠の映画大国 イタリア名画120年史」のプレゼンテーションに行ってきました(2023.4.20)@イタリア文化会館
講師は若い頃私のいた職場にいらした方で 本当に世界は狭いものです😲 40年近い昔の顔を忘れてしまっており...互いに思い出せませんでした(笑) 「イタリア連帯の星」勲章騎士章を受章されたとあり驚きです😲
まずは上映会 2007年のイタリア映画祭で上映された マルコ・ヴェロッキオ監督の「結婚演出家(Il regista di matrimoni)」は 不思議なストーリーで 現実なのか空想なのか判別のつかないシーンもありましたが魅力的な映画でした🎥
ライバルの老映画監督が 事故死と見せかけて姿をくらまし それまでは手の届かなかった賞をようやく受賞するも 結局最後は崖からとびおりて... 「この国では死者がすべてを支配する」とのセリフは印象的でした
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次は 古賀氏による著書「永遠の映画大国 イタリア名画120年史」のプレゼンテーションです
著書にサインをしていただきました📖
これは イタリア映画の歴史を 19世紀から現代までの120年を 約800の作品とともに通覧した本です
「イタリア映画祭」を立ち上げた著者が その豊かな文化的土壌と 映画の本質を明らかにする一冊で 実は70年前にイタリア映画を通覧する本が出て以来ほとんどなかったとのこと
なので今自分が書かなくては...と思いたち 200本以上のDVDを買って鑑賞しながら仕上げていったエピソードをお話いただきました 名前も今回はイタリア語表記に近づけたそうです
イタリア映画のネオリアリズム(neorealismo)が 現代映画のおおもととなっており それをはずすと現代映画は語れない なのでイタリアは映画大国なのですね🎥
ひとつ前の著書『美術展の不都合な真実』がきっかけで出版の運びとなったそうで そちらも読んでみたくなりました😊
昔の知人が イタリア好きには欠かせないあの「イタリア映画祭」を立ち上げたこと知り 驚きと感動でいっぱいです💕
イベントのお知らせは こちら
著書『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』は こちら
素晴らしいイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます