こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

事故米で、逆切れしている社員を見たが。

2008年09月09日 08時25分19秒 | Weblog
 昨日だが、テレビやインターネットで事件の経緯を探っていたところ、あるテレビの中で、事故米についての質問をされている三笠フーズの社員が、逆切れしていて暴言を吐いている場面が映し出された。

 これってどういうことだろう。
事件の大きさからいって、報道陣が詰め寄るのは当たり前のことだと思うし、事件の大きさからいえば、逆切れしている場合ではなく、自分が知っている限りの、全てを話すのが当然ではないだろうか。

 このごろの食品偽造のニュースを見ていると、必ずといって良いほど逆切れしている場面を見ることとなるが、だったら偽造なんて、最初からしなければ良いと、見ていていつも思ってしまう。
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事故米の発言がしにくくなった

2008年09月09日 08時07分16秒 | Weblog
 昨日、焼酎メーカーの社名が公表されたことにあわせ、09/09 07:10の北海道新聞では、「三笠フーズ(大阪市)による汚染された事故米転売問題で、同社の販売先焼酎メーカー五社が八日に公表されたことを受け、道内の百貨店やスーパーなどでは西酒造(鹿児島県)の主力商品「薩摩宝山」を中心に撤去が始まった。」と掲載されたことで、事件が一気に何万倍にも大きくなってしまった。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/116527.html

 最初から、三笠フーズだけでは終わらず、焼酎メーカーと菓子メーカーの社名が公表されれば、こうなってしまうことは明らかだったが。

 現在、社名が公表されているのは焼酎メーカーだけなのだが、焼酎メーカーだけでこれだけの規模となってしまうのだから、菓子メーカーの社名が公表となると、どれだけの規模になってしまうのかは、想像が出来ない。

 でも、消費者の信用を取り戻すためには、やはり社名を公表するべきなんだろう。
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事故米の影響は、受けていないようだ

2008年09月09日 04時33分04秒 | Weblog
 先週発覚した、業界としては最悪な事件となってしまった「事故米」。
時間が経つにつれて、どんどん事件が大きくなっていってしまうため、お米に対する風評被害が怖くなってきている。

 こういう事件が起こると、影響を受けるのが百貨店の売り場。
今回は、事件が発覚した直後の、土曜日・日曜日なので、販売数量は激減してしまっていると思っていたのだが、今日深夜の納品でも、いつもと変わらない量を納品することが出来た。

 どうやら今のところは、風評被害を受けていないようで、ホッとしているが、この事件は、確実にお米業界を蝕んでいくだろう。
被害を最小限に抑えるためには、どこまで解明されたか等の正確な情報を、消費者にシッカリと、事件が解決するまで、誠意を持って伝え続けることだろう。
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スーパーを気にしていたら、ブランド化は出来ない

2008年09月09日 04時14分17秒 | Weblog
 玉川島屋の納品から帰ってきて、深夜のメールチェックをしていたら、新しくブランド化を進めている、某産地からのメールで、「販売上のバッティング問題について、当初、JAが考えていたより、スーパーは気にしているようで、そのため、あまり広く取扱店を開拓できない状況もあります」という連絡が入った。

 自分が産地とブランド化を進めていく中で、いつも産地に言っていることが、「どこと手を結ぶのか。どこに産地の将来を委ねるのか」ということだ。

 たぶん外食産業だと、取扱量は多いが、取引価格が安い上に、産地名や品種について、消費者に伝えていくことは、まず無いだろう。
 スーパー・量販店の場合は、レギュラー商品となるのか、特売商品となるのかでは、まさに天と地の違いが出てしまい、特売商品となってしまうと、取り扱い数量は多いが価格は安いため、ブランド化も出来ないし、産地の活性化にもつながらないだろう。
しかし、産地・品種などは、しっかりと表示してもらえるが・・・
レギュラー商品としても、売り場にお米のプロがいないため、産地のこだわりなどを、シッカリと消費者に伝えてもらうことは出来ないだろう。
 では、産直はというと、産地はお米を作るプロではあるが、販売のプロではない。
そのため、売り急いでしまって墓穴を掘ってしまったり、品質面・価格面・安全面などについても、消費者の求めている事が判っていないため、ズレている事が多々ある。
 それなら米穀店はというと、昔から米穀店は、ブランド米を作ってきている、ある意味プロなのだが、、そのお米を求めている消費者に対してしか売り込まないため、取扱量が少ないのが欠点である。
また、ブランド化も、シッカリとした物を作り上げるために、ゆっくりと数年かけて実行していくため、産地としてはジレッタイと感じてしまう場合もある。

 どこと手を結んでも、かまわないし、自分には、それを制限する権限も無い。
生きるも死ぬも。ブランド化をするもしないも、どこまで産地を活性化していくのかも、全ては産地の問題。
産地が「これでよい」と思えば良いのではないだろうか
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