こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

事故米は、滅茶苦茶だな

2008年09月08日 07時06分25秒 | Weblog
 2008年9月8日3時2分 asahi.com(朝日新聞)の続きになるが、「8割の正規米に2割の事故米を混ぜた米は、焼酎メーカーなどに出荷されたとみられる。三笠フーズからの流通経路は、仲介業者から別の仲介業者や米穀店へとつながり、農水省が確認できた分だけでも、加工メーカーに届くまでに最大5段階にのぼる。この過程で、何も知らない業者が、さらに他の米を混ぜてブレンド米とし、全国各地で販売されたおそれがある。」という記事もあった。

http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY200809070156.html

 この記事からすると、仲介業者から別の仲介業者や米穀店へと、混ぜられた事故米が移っていく度に、ブレンドが繰り返えされているという事なのだろうか。
いったい、この会社の流通は、どうなっているのだろうか。
滅茶苦茶にも、程があるな。
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「事故米を2割ほど、正規米に混ぜて出荷していた」だと

2008年09月08日 06時40分23秒 | Weblog
 2008年9月8日3時2分 asahi.com(朝日新聞)で、「三笠フーズの社員によると、正規米がタイ産やベトナム産であれば、同じ産地の事故米を精米機にかける前に混ぜることで、取引先に気づかれないよう細工していた。この社員は「企業努力で1円でも安くするためだった。ブレンド米は米業界では常識。味を落とさずに配合割合を考えるのが米屋のテクニックで、その手法を応用した」と話している。」という記事があった。

http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY200809070156.html

 またもブレンド技術が悪用されてしまった。さらに、言い訳にも腹が立つ。
「ブレンド米は米業界では常識。味を落とさずに配合割合を考えるのが米屋のテクニックで、その手法を応用した」とは、なんて酷い侮辱だ。

 「偽魚沼コシヒカリ」のために、汚れきってしまったブレンド技術を、もう一度消費者に指示されるようにするために、自分たちがどれだけの苦労をしてきたと思っているんだ。
 なにが「常識」だ。なにが「米屋のテクニック」だ。
そもそも、ブレンド技術について、なにも知っていないじゃないか。
こんな奴らに、ブレンド技術について、軽々しい発言をして欲しくない。
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