日本農業新聞e農ネットに「TPP閣僚会合「あと1回で決着」 交渉の漂流否定 参院予算委で首相 (2015/8/11)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
参院予算委員会は10日、環太平洋連携協定(TPP)交渉を含む政治課題について集中審議を行った。
安倍晋三首相は「あと1回、閣僚会合が開かれれば決着できる」と述べた。
交渉の漂流を否定して見せた格好だが、一方で厳しい交渉が続いていることも認めた。
農産物交渉については、与野党から衆参両院農林水産委員会決議との整合性を追及する質疑が相次いだ。
共産党の紙智子氏(比例)が7月末に米国ハワイ州で開かれたTPP閣僚会合で、大筋合意が見送られた理由をただしたのに対し、首相は市場アクセス(参入)や知的財産分野の一部での利害対立を挙げた。
その上で、交渉が最終局面にあるとの見方は維持しつつ「最終局面が一番難しいわけで、国益と国益がぶつかり合う厳しい交渉が続いている」とも述べた。
また紙氏は日本の「聖域」とされる米をめぐる交渉状況に関し「5万トンだったら(米国産米の輸入拡大を認めても)いいと思っているのか」と政府の認識をただした。
これに対し、甘利明TPP担当相は「(日本と米国の)両者の主張を足して二で割るような解決策をとらないということが日本側の基本的スタンスだ。
日本側の主張に目いっぱい引っ張ってくるという交渉を続けている」と強調。
「日本の米政策に影響を与えないようにどう対処していくかという中でいろいろと交渉を続けている」と説明した。
米などの重要5品目については、自民党の岡田広氏(茨城)や公明党の谷合正明氏(比例)も衆参農林水産委員会決議を守るよう要求。
一方、維新の党の川田龍平氏(比例)は、対立が続くバイオ医薬品のデータ保護期間に関し「日本政府が米国の12年に次いで長い8年を提案し、他国が反発している」とし「巨大製薬企業の利益より日本国民、世界の人々の命と健康を守ることを優先すべきだ」と訴えた。
というもの。
甘利TPP担当相のコメントは、毎回ブレブレ。
言っていることも、その場だけの対応でしかないようにしか聞こえない。
「両者の主張を足して二で割るような解決策をとらないということが日本側の基本的スタンス」だって。
嘘つけ。
だったら10万トン未満や7万トンという数字は、どこから出てきた。
誰が言ったのだろう。
それこそ、交渉に対して悪影響が出るコメントなので、犯人追求は必要なはずなのだが・・・
内容は以下の通り
参院予算委員会は10日、環太平洋連携協定(TPP)交渉を含む政治課題について集中審議を行った。
安倍晋三首相は「あと1回、閣僚会合が開かれれば決着できる」と述べた。
交渉の漂流を否定して見せた格好だが、一方で厳しい交渉が続いていることも認めた。
農産物交渉については、与野党から衆参両院農林水産委員会決議との整合性を追及する質疑が相次いだ。
共産党の紙智子氏(比例)が7月末に米国ハワイ州で開かれたTPP閣僚会合で、大筋合意が見送られた理由をただしたのに対し、首相は市場アクセス(参入)や知的財産分野の一部での利害対立を挙げた。
その上で、交渉が最終局面にあるとの見方は維持しつつ「最終局面が一番難しいわけで、国益と国益がぶつかり合う厳しい交渉が続いている」とも述べた。
また紙氏は日本の「聖域」とされる米をめぐる交渉状況に関し「5万トンだったら(米国産米の輸入拡大を認めても)いいと思っているのか」と政府の認識をただした。
これに対し、甘利明TPP担当相は「(日本と米国の)両者の主張を足して二で割るような解決策をとらないということが日本側の基本的スタンスだ。
日本側の主張に目いっぱい引っ張ってくるという交渉を続けている」と強調。
「日本の米政策に影響を与えないようにどう対処していくかという中でいろいろと交渉を続けている」と説明した。
米などの重要5品目については、自民党の岡田広氏(茨城)や公明党の谷合正明氏(比例)も衆参農林水産委員会決議を守るよう要求。
一方、維新の党の川田龍平氏(比例)は、対立が続くバイオ医薬品のデータ保護期間に関し「日本政府が米国の12年に次いで長い8年を提案し、他国が反発している」とし「巨大製薬企業の利益より日本国民、世界の人々の命と健康を守ることを優先すべきだ」と訴えた。
というもの。
甘利TPP担当相のコメントは、毎回ブレブレ。
言っていることも、その場だけの対応でしかないようにしか聞こえない。
「両者の主張を足して二で割るような解決策をとらないということが日本側の基本的スタンス」だって。
嘘つけ。
だったら10万トン未満や7万トンという数字は、どこから出てきた。
誰が言ったのだろう。
それこそ、交渉に対して悪影響が出るコメントなので、犯人追求は必要なはずなのだが・・・