某産地から、やっとブランドシートが届いた。
自分としては、もう完全に忘れていたことだったので、「あれっ」という思いがした。
内容は薄っぺら。
ブランドシートの中に「中食・外食」という文字が入ってしまっている。
1ランク上の計画にも、量販店(安売りはしない)という文字が入ってしまっている。
そして、特別栽培ということだけで、米穀専門店限定と言うことらしい。
1.慣行栽培=中食・外食
2.慣行栽培(特選)=米穀専門店・量販店(安売りはしない)
3.特別栽培(特選)=米穀専門店限定
2と3の違いは、慣行栽培か特別栽培かの違いだけ。
これではブランド化は、確実に不可能だろう。
何を持って「ブランド」と言おうとしているのかも判らない。
特別栽培ということだけで取り扱っても、消費者は反応してくれるはずはない。
収穫が早いということも、今の時代では意味を持たない。
なので和穀の会には、産地としては一番の差別化と考えているのであろう「特別栽培米」の契約は、和穀の会としても米屋としても意味が無いと説明した。
契約するのなら、慣行栽培の「特選」というレベルでのみ検討した方が良いのではと提案した。
その方が自分たちとしては、量販店との価格問題が起きないし、消費者に対してもリーズナブルなお米として紹介できるからである。
誕生してから数年。
ブランド化を言い続けて同年たった。
その間、1つも先に進むことは無かった。
今回のブランドシートの内容も、差別化というレベルには微塵もなっていない。
量販店に並ぶと決まっているお米を、わざわざ高く買って、量販店よりも高く売る理由は、もう自分たち米屋には無いと思う。
「安売りをしない」と産地側が言っても、決定権は売り場にあるのだから、通用するはずもない。
実際、数日前に関西圏で起こった「さがびより」の安売りが、自分たち和穀の会会員の米屋からクレームとなってしまっていて、いままで育ててきた信頼関係が崩れ始めるという問題が出ている。
時既に遅し。
自分の力では「この品種は、もう育てられない」
自分としては、もう完全に忘れていたことだったので、「あれっ」という思いがした。
内容は薄っぺら。
ブランドシートの中に「中食・外食」という文字が入ってしまっている。
1ランク上の計画にも、量販店(安売りはしない)という文字が入ってしまっている。
そして、特別栽培ということだけで、米穀専門店限定と言うことらしい。
1.慣行栽培=中食・外食
2.慣行栽培(特選)=米穀専門店・量販店(安売りはしない)
3.特別栽培(特選)=米穀専門店限定
2と3の違いは、慣行栽培か特別栽培かの違いだけ。
これではブランド化は、確実に不可能だろう。
何を持って「ブランド」と言おうとしているのかも判らない。
特別栽培ということだけで取り扱っても、消費者は反応してくれるはずはない。
収穫が早いということも、今の時代では意味を持たない。
なので和穀の会には、産地としては一番の差別化と考えているのであろう「特別栽培米」の契約は、和穀の会としても米屋としても意味が無いと説明した。
契約するのなら、慣行栽培の「特選」というレベルでのみ検討した方が良いのではと提案した。
その方が自分たちとしては、量販店との価格問題が起きないし、消費者に対してもリーズナブルなお米として紹介できるからである。
誕生してから数年。
ブランド化を言い続けて同年たった。
その間、1つも先に進むことは無かった。
今回のブランドシートの内容も、差別化というレベルには微塵もなっていない。
量販店に並ぶと決まっているお米を、わざわざ高く買って、量販店よりも高く売る理由は、もう自分たち米屋には無いと思う。
「安売りをしない」と産地側が言っても、決定権は売り場にあるのだから、通用するはずもない。
実際、数日前に関西圏で起こった「さがびより」の安売りが、自分たち和穀の会会員の米屋からクレームとなってしまっていて、いままで育ててきた信頼関係が崩れ始めるという問題が出ている。
時既に遅し。
自分の力では「この品種は、もう育てられない」