こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

取材

2017年10月03日 11時17分07秒 | Weblog


新聞社の取材を受けていた。

作況指数が発表になった事で、ようやく自分なりの「豊作・不作」が言えるようになった。

自分の考えとして、「今年の新米は、生産者の考え方と実力が、判りやすい」と思っている。

天候のせいにしている生産者も多いが、同じ天候の中で、同じ品種で、倒れずに、しっかりと生育していた稲は、沢山存在していた。
という事は、全てを天候のせいには出来ないはずである。

違いは何なのか?
答えは解っている気がする。

産地は、生き残りを賭けた、最期の戦いを始めなければならない。

どんなに今、実力があっても、担い手がいない産地は、戦わなくても自然に負ける。
欲しいのは、今は未熟でも、将来がある産地。

消費地は、その戦いを、冷たく静観しているだけ。
今までのように、助け船は出さない。

弱肉強食の時代。
強い産地が生き残り、弱い産地は消えるだけ。

どうやって生き残るかは、産地の考え方だろう。
コメント
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