こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

苦渋の選択

2017年10月26日 15時41分38秒 | Weblog


午前中に、某産地の1品種について、今年の販売を見送ることを産地に伝えた。

天候不順により、完全に生育が止まってしまっていて、品種の特徴は全く出ていない。
強選別をしても、未成熟米と死青米が大量に弾かれるだけで、品質は上がらない。

継続して購入してもらっていたお客様からも「硬いし甘みが無い。美味しくない」とクレームが入ってしまった。

このまま販売し続けて産地イメージを下げて、お客様を失ってしまう事は避けたい。
なので今年は、あえて販売を中止して、店頭内の看板も消すことにした。
そして来年、新たに仕切り直しをした方が、産地としても品種としてもダメージが無いのではないかと考えた。

しかし、そこで問題となるのが、生産者の生活。
自分の契約数は極少量なので、生産者の生活を脅かすほどではない。
であるが、それでも1年間は、お米の販路を1つ失うことになるし、その分の収入も減ることになる。

JAとの関係を断っている生産者ではないことから、JAに引き取ってもらうことは出来る筈である。
よって、売れないお米を年明けになっても抱えて、1人で路頭に迷うという事にはならないだろう。

であるが、自分の気持ちとしては複雑である。
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香取市米食味コンテスト

2017年10月26日 10時54分44秒 | Weblog


29日に、千葉県佐原中央公民館で、平成29年度香取市米食味コンテストが開催される。
なので、その時に使用する資料を、先程香取市商工観光課園管理物産班にメールで送った。

今回は試行を変えて、自分は「30年以降のお米について」の講演をして、その後に、東芝ホームテクノ株式会社の守道信昭さんにも来ていただいて、「炊飯器の現実について」の講演をしてもらうことにした。
さらに、普及モデルで炊飯したご飯の審査にも参加してもらい、審査後には、普及モデル・旗艦モデルで炊飯したご飯の食べ比べを一般参加者も交えて実施することもお願いしてしまった。

今回の平成29年度香取市米食味コンテストは、何でもかんでも、東芝ホームテクノ株式会社さんに甘える形となってしまった。
なぜなら、生産者が知らない炊飯器の世界と、品種や特徴の違いを知ってもらうためには、自分では役不足だからである。
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もう協力しない

2017年10月26日 08時56分00秒 | Weblog


昨日夜の、某番組のお米情報は酷かったな。

某番組には、自分も何度か番組には出演している。
自分が出演していなくても、お米に関する情報は、常に提供していた。
実際に何度か、保存、研ぎ方、むらし、ほぐしなどを、番組内で自ら紹介している。

なのに昨晩の内容は、今まで自分が教えてきたお米に関する情報を、完全無視だものな。

完全に協力する気持ちが無くなった。
問い合わせなどが来ても、もう回答する気持ちはない。

これがマスメディアだと言ってしまえばそれまでだが、呆れ返る。
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