本当なら、今は長野県庁にいるころ。
なぜなら今日は、長野県庁内で「長野県原産地呼称管理制度 前期二次審査」が行われるからである。
長野県原産地呼称管理制度は、今大切な時期となっていることから、自分も無理やり時間調整をしてまでも、委員として参加予定であった。
しかし、坐骨神経痛が酷くなってしまっていることから、長距離移動が出来ないので、やむ終えず欠席となってしまった。
知っている人は判っていると思うが、長野県原産地呼称管理制度で認定されるという事は、決して簡単なことではない。
お米の食味だけでなく、被害粒、砕米の混入率などもチェックされるだけでなく、水田の土質、水質、倉庫状況、温度管理、精米施設、石抜き、色彩選別機などまでも、細かくチェックされる。
管理制度なので、今年の天候状況などによって、基準を下げたり上げたりするようなことはない。
よって、今年の天候の中で、どれだけの生産者のお米が二次審査を通過できるのだろうか。
委員として、その判断の場にいられないという事が、残念でならない。