■仙台駄菓子の老舗「石橋屋」の枝垂れ桜
4月4日、仙台の桜が満開となった日に仙台市若林区舟丁にある仙台駄菓子の老舗「石橋屋」の枝垂れ桜を見てきました。
創業明治18年(1885年)の石橋屋は、昔ながらの製法、懐かしい味と食感、情緒あふれる店構えから、とても人気のあるお店で、この季節になると枝垂れ桜を見に来る観光客で賑わっています。
私が行った4日は、花曇りの日で、お店の方は、一番、枝垂れ桜が美しいと感じる日と言っていました。
私にとっては、青空と太陽を浴びた枝垂れ桜の方がピンク色を鮮やかに見せてくれて良いと思っていますが、花曇りと言う言葉があることから人それぞれで良いと思いながら聞いていました。
着物姿の人も来ていて情緒豊かな枝垂れ桜見物となりました。
店の脇を流れる「七郷堀」へ垂れ下がる姿は、枝垂れ桜ならではの風情を醸し出してくれてより一層花の魅力を感じることができました。
仙台景観重要建造物指定建物に指定されている「石橋屋」の店舗と枝垂れ桜の景観は見事という他に無く、ソメイヨシノだったら仙台駄菓子の老舗店舗には不釣り合いだったのではとあらぬ思いをし、枝垂れ桜で良かったと思いながら鑑賞してきました。