ゴールデンウィーク後半は一週間の内、五日間も休耕田へ行きました。
連れ合いと2人で先が見えない草取りに精を出しました。
ある日のこと、
私が大事にしていたイチゴの株を連れ合いが草刈機で刈っています。
「もぅぉー!」 「新聞投稿を見なかったのかい!」と思っても後の祭りです。
先日、私の投稿文「味格別 休耕田のイチゴジャム」が新聞に載りました。
市場の甘く大きく粒が揃ったイチゴに目がくらみ、
十年前からある休耕田のイチゴを粗末にしてきた。
それでも、毎年、雑草の間からたくましく芽をだしているイチゴ。
休耕田のイチゴジャムを食べた知人は
「おいしい!」「イチゴ本来の味がする。」「今のイチゴではこの味がでない。」
と、べた褒めをした。 こんなニュアンスです。
ゲンキンな私は気をよくし、今まで株を見つけては処分していましたが、
今年は気持ちを入れ替え、大事に扱うことにしました。
休耕田のイチゴにもよさがあったんですね。
=一人一人違って当たり前、一人一人のよさがある=
というか、
どの品種にもよさがある、それぞれのよさを生かそう、ということかな。