私の夢のガーデンスタイルはメドウガーデンです。
それっぽくしようといろいろ工夫して10数年、今では捨てがたい草花が庭を陣取り、ジャングルと化してしまいました。
ある書物によると、「メドウ」とは草原とか牧草地あるいは草っぱらというような意味らしく、
「メドウ・ガーデン」は、 イングリッシュ・ガーデンのガーデン・スタイルの一つであるらしいそうです。
今、我が家の庭には、メドウガーデンから程遠い、和っぽいコーナーにどっしりとした重厚感のあるツワブキが咲いています。
25~6年前の新潟日報に秋の庭に欲しい植物として「ツワブキ」が取り上げられていました。
新聞を見た友達が苗を買って植え、私は友達から株分けしたものをもらいました。
ツワブキは和~っぽい花ですが、飾り方によってはおしゃれにみえるでしょうか。
今日、近所のおじさんが
「ツワブキが咲いているねぇ。」「ツワブキってフキより美味しいよねぇ。」と話しかけて来ました。
?? ツワブキを食べる ??
「葉の下の茎の部分が食べれるんだよ。皮をむくといいけれど、むかなくても食べれるよ。」と。
さらに、
昔はおたふく風邪に罹るとツワブキの葉をほっぺに当てて熱をとったものだよ。とも。
ツワブキ
効 能:葉に含まれているヘキセナールという成分に、強い抗菌作用がある。消炎・収斂作用も知られる。
利用法:葉を取り除き、葉柄は重曹を入れた熱湯でゆでてあくを抜き、水にとって皮をむき、あえ物や煮物、つくだ煮にする。
葉身は打撲やおできなどのはれものに用いる。葉をきれいなフライパンにのせて火にかけ、柔らかくなったらちぎって患部に貼る。
晩秋には欠かせない、気持ちを元気にしてくれる宿根草ですが、昔は食用に、民間療法にと、重宝した植物だったんですね。
私は、今の所、試す勇気はありませんが…。