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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

競る相手の存在

2008-07-11 17:48:41 | 自転車
いつものように通勤用MTBでR274からエルフィンに入り、上野幌までの区間をできるだけスピードを維持して走っていた。靴底の泥をこそげ落とす引き足のかかり具合がよかったので、R274の登りでも速度を維持することができた。そのままの勢いでエルフィンに入った。先にはけっこうなスピードで走っているMTBが見えたので、トイレのある休憩場所までに追い抜くことを目標にスピードを上げた。近づいてゆくと、先行車はけっこう頑張って走っているようだったので、燃えた。
エルフィンで先行車を抜くのは登坂と決まっている。登りで相手のスピードが弱まった時を見計らってアタック!!反応する隙を与えずに差を広げる。姿勢は低くせず、上半身も揺らさずに余裕があるように装う。耳を澄まして後に付いているかどうか気配を探る。付いてきていないが、ここでスピードは緩めない。振り返りもしない。徹底的に視界から消えなければならない。最後の橋の登りもダンシングで全力ダッシュ!下りでも手は抜かない。R274に下りてようやく一息。顎から汗がしたたり落ちる。久しぶりにお尻の筋肉を使った感じがする。
自分一人で走っていると、頑張っているつもりでも楽をしてしまい、心拍も140そこそこまでしか上げられないが、今回のように競る相手(自分で勝手にそう思っているだけだが)がいることで、ソリアレベルまで心拍を上げることができる。「見栄」なのか、「自尊心」なのか、「競争心」なのか、いずれにしても週に2度くらいは、このレベルで走りたいものだ。


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2 コメント

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 この気持ち、よくわかります。私もMTBを闘争心を燃やしながら追い何度か越したことがあります。 (Konちゃん)
2008-07-11 21:44:14
 振り返ってみると、二年前にMTBで小林峠を登っていたとき、後ろからローディに抜かれたことが、この道に入るきっかけだったことを思い出しました。
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似たもの同士?(笑) (nobukov180)
2008-07-11 22:23:43
4月にこのコースで、ずっと後ろでドラフティングに入っていたMTBに最後の橋の上り坂でちぎられたこと、もう脚がいっぱいいっぱいで、なにも抗えなかったことが悔しくて、もっと速くなりたいというモチベーションにつながっています。
他人と勝負して力を比べるのはモチベーション維持の一手段であって、最大の敵は、やはり自分ですね。
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