今日は帰宅後、夕飯もそこそこに
CD棚から1枚のアルバムを取り出しました。
先ほどからエンドレスで流れているのは
RCサクセション、「君が僕を知ってる」
~君が僕を知ってる~
忌野清志郎さんのソウルフルな歌声。
この曲を聴きたくなったのにはわけがあります。
ちょうど12時間前のことでした。
そのとき私は添乗先の日光で、ひとりタクシーのなか。
旅行中に体調を崩され、大事をとって一晩入院された方があり
一夜明けた今朝、病院へと向かうタクシーのラジオから
この曲が流れてきたのです。
~今までしてきた悪い事だけで 僕が明日有名になっても
~どうってことないぜ まるで気にしない
~君が僕を知ってる
うわっ、いまこの曲ですか…。
大好きなキヨシローさんのなかでも
この歌は特に好きな曲なのですが、
それより何より――。
銀のステッキにはおひとり参加の方が多くいらっしゃいます。
このたびの日光旅行でもそうで、
ご体調を崩されたのも、そのなかのおひとりでした。
これまでに何度もご一緒下さっている方です。
だから私はその方のことを、知っているつもりでした。
旅行中に体調を崩すことの辛さ、心細さも、
分かっていたつもりでした。
でも
そんな「つもり」を形に表したのは私ではなく
今回、その方と初対面で
たまたま新幹線のお席が隣あわせになった、
あるお客様でした。
おひとり参加どうし、そしてお一人暮らしどうし、
新幹線やお食事の席でお話しされるなかで
初対面とは思えないものを感じていらっしゃったのでしょうか。
「これを、入院されたあの方に…」
一夜明けた今朝、
ホテルで私の顔を見るなり、お手紙を渡してくださいました。
「ゆうべ書いたの。私に何かできないかと思って」
チェックアウト後の出発まで、そう時間はありません。
お預かりした手紙を届けるために、タクシーに飛び乗りました。
そのラジオから、キヨシローさんの歌声が流れてきたのです。
~君が僕を知ってる~
知ってる人がいてくれるのは心強い。
そして、知ってる人を思い、伝えられる人はとても優しい。
ラジオからは、その後も
キヨシローさんの曲が次々と流れていきました。
そうだった、今日5月2日は――
きっととびきり優しい人だったのでしょう、
忌野清志郎さんの4回目の命日でした。
******** * ****** * ****** * ******
夜、旅を終えて新大阪駅についたところで
無事退院されて一足先に帰宅されたお客さまと、
お電話でお話ししました。
手紙を書いてくれたご本人にも「はい!」と携帯をお渡しし、
お電話口に出てもらいました。
騒がしい新大阪駅のホームで
声を張りあげ、こう仰っているのが聞こえました。
「いいの、いいの、そんなこと。
旅は道づれ、世は情け、よ。
また銀ステさんで会いましょう!」
****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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CD棚から1枚のアルバムを取り出しました。
先ほどからエンドレスで流れているのは
RCサクセション、「君が僕を知ってる」
~君が僕を知ってる~
忌野清志郎さんのソウルフルな歌声。
この曲を聴きたくなったのにはわけがあります。
ちょうど12時間前のことでした。
そのとき私は添乗先の日光で、ひとりタクシーのなか。
旅行中に体調を崩され、大事をとって一晩入院された方があり
一夜明けた今朝、病院へと向かうタクシーのラジオから
この曲が流れてきたのです。
~今までしてきた悪い事だけで 僕が明日有名になっても
~どうってことないぜ まるで気にしない
~君が僕を知ってる
うわっ、いまこの曲ですか…。
大好きなキヨシローさんのなかでも
この歌は特に好きな曲なのですが、
それより何より――。
銀のステッキにはおひとり参加の方が多くいらっしゃいます。
このたびの日光旅行でもそうで、
ご体調を崩されたのも、そのなかのおひとりでした。
これまでに何度もご一緒下さっている方です。
だから私はその方のことを、知っているつもりでした。
旅行中に体調を崩すことの辛さ、心細さも、
分かっていたつもりでした。
でも
そんな「つもり」を形に表したのは私ではなく
今回、その方と初対面で
たまたま新幹線のお席が隣あわせになった、
あるお客様でした。
おひとり参加どうし、そしてお一人暮らしどうし、
新幹線やお食事の席でお話しされるなかで
初対面とは思えないものを感じていらっしゃったのでしょうか。
「これを、入院されたあの方に…」
一夜明けた今朝、
ホテルで私の顔を見るなり、お手紙を渡してくださいました。
「ゆうべ書いたの。私に何かできないかと思って」
チェックアウト後の出発まで、そう時間はありません。
お預かりした手紙を届けるために、タクシーに飛び乗りました。
そのラジオから、キヨシローさんの歌声が流れてきたのです。
~君が僕を知ってる~
知ってる人がいてくれるのは心強い。
そして、知ってる人を思い、伝えられる人はとても優しい。
ラジオからは、その後も
キヨシローさんの曲が次々と流れていきました。
そうだった、今日5月2日は――
きっととびきり優しい人だったのでしょう、
忌野清志郎さんの4回目の命日でした。
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夜、旅を終えて新大阪駅についたところで
無事退院されて一足先に帰宅されたお客さまと、
お電話でお話ししました。
手紙を書いてくれたご本人にも「はい!」と携帯をお渡しし、
お電話口に出てもらいました。
騒がしい新大阪駅のホームで
声を張りあげ、こう仰っているのが聞こえました。
「いいの、いいの、そんなこと。
旅は道づれ、世は情け、よ。
また銀ステさんで会いましょう!」
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銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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