銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

知夫里(ちぶり)の朝は明けて

2013年05月08日 | のほほん同志Aの日常
カーテンから差しこむ光。
テラスから届く鳥のさえずりと
耳に心地よい波の音。

う~ん…よく寝た

まどろみから覚めて、見覚えのない天井に

ん? 

最近、添乗が立て込んでいるせいか、
目を覚ましたときに、自分がどこにいるのか分からない
ということがままあります。

今朝もそう。

ここ…どこだっけ?

しかも、隣のベッドはもぬけのからで

ゴソゴソ、ゴソゴソ

どうやら洗面所で身支度の最中のよう。

え? だれ…だっけ?

映画かドラマなら、色っぽい展開になるのでしょうが――

ギーッとドアが開き、

「はい、おはようさん」

洗面所から杖をつきつき現れたのは、御年84歳のお客様。

そうでした。
ここは隠岐諸島・知夫里島の朝。
昨夜から、こちらのお客様とお部屋をご一緒しているのでした。

飛び起きたものの、まだ寝ぼけ眼の私とは対照的に
2時間ぐらい前から起きてご準備されていたのでしょうか、
お客様は身支度ばっちり、お化粧もばっちり。

あぁ~、お、おはようございます…

なんだかちょっと混乱と落胆を感じながら
添乗員としての1日が強引に始まりました。


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