脱原発 きっとできる

昨日の「東京新聞」に相模原市の主婦・乃木りかさんが投稿された記事が載っていた。

この記事を読んで、「その通り！」と思った。

おそらく、今度の事で、ほとんどの人が、そう思ったことでしょう。
私は乃木さんを支持します。

そして、その記事を紹介します。




脱原発 きっとできる　　乃木りか

このたびの災害の甚大なる被害には、言葉を失う。
地震も津波も人の想像をはるかに上回る規模で、
　　　　　　　人間の無力さを見せつけられたような気がする。

しかし、原発事故は人災だ。

想定外という言葉を何度も聞くが、あの安全神話は何だったのだろう。
設計した人、動かしている人を責めるつもりはない。
修復のために命懸けで頑張っている方々には頭が下がる。

ただ、原子力というものが
人間の扱えるものではないということをあらためて実感し、もうやめようと訴えたい。

膨大な費用をかけ自然を破壊して造り上げたものの、一瞬で多くの人の命を危険にさらし、
　　日本だけでなく世界中に恐怖を与えたものが本当に必要なのだろうか。

日本では電力の30％を原発に依存しているといわれているが、
　　　　　　　私たちは本当に依存しなければならないのだろうか。

今の便利な生活を全て捨てることは無理だが、少しの不便を我慢することはできるはずだ。
過度なエアコン使用や過剰なネオン、
　　多すぎる自動販売機、自動ドアなどはそれほど大事な物だろうか。

私は人命を犠牲にしてまで欲しいとは思わない。

個人も企業も社会もまずは節電！

そして、太陽光や風力などの自然エネルギーへの転換および地球との共存を目指すべきだ。
今回の計画停電は不便だが、私たちの目を覚ましてくれた。

電力が足りなければ工夫すればよいのだ。

脱原発！

私たちはきっとできると信じている。