昨日から今朝にかけて絶不調……
段々戻ってきているので、これは気圧のせいでしょうねー、良くなったり悪くなったりです
それで、体調のいい時に読んだ本の事を書きます。
満月
満月は原田康子さんの1984年の作品……
S子のお勧めで、早速図書館に予約を入れて文庫を借りて、読みました。
タイムスリップしてきた300年前のサムライと、高校の生物教師の切ない恋……
主人公、まりと祖母の貞子が、交わす日常のやりとりが、とても面白かった。
ただ、Kにその後で渡したら、ちょっと読んで「俺には、ダメみたいだなっ」って……
やっぱりねーーー、思った通りでした(笑)
原田康子さんと言えば、女性にフアンが多く、昔に読んだ「挽歌」を思い出しました。
あれも、女性の揺れ動く心が、丁寧に描かれていましたねぇ、
女性の優しい面、意地悪な面、浅はかな面……
若い頃に読んだ時は、
サガンの「悲しみよこんにちは」の主人公と同類の素敵な女性だと思いましたけど、
今は見方が違ってますね。
原田康子さんは1928年生まれだから、「挽歌」も「満月」も発行の時代を考えると、
当たり前かもしれないけど、年配の人の言葉遣いは上品で凜としたものがあり、ホッとします。
でも…主人公の感性も言葉づかいも、若者らしい乱暴さもあり、とても若々しい!
本(映画もそうですが…)って、読む(見る)時の自分の年齢によって、違います。
そういう意味では、同じ本(映画)を2-30年位経ってから見直すのって、面白いですね。
S子に、この本が1991年に映画化されているのを一緒に教えて貰いました。
キャストは、
野平まり→原田知世さん、杉坂小弥太→時任三郎さん、野平貞子→加藤春子さん・・・
丁寧過ぎる心の描写が、映画だと丁度いい加減になるかも……
映画は見ていないけど、このキャストなら、面白いかなぁーー、って思いました
師匠さんの料理は、四季を通して美味そうです。
カレーも季節によりレシピが異なるのでしょうね、もしかして料理の鉄人かも?・・・(笑)
夏はビール付きなら毎日でもOKです、冬は身体が温まりますね。
本といえば、去年の春のことですが古本屋に引っ越し段ボールで3箱分売却処分しました、後で考えたら区の図書館に無償で引き取ってもらえばよかったです、気が付きませんでした今度からはそうします(笑)
“モチキビ”が分かる人って、何故か嬉しいです
本……ウチも二人して本好き、溜まりますよね
部屋をちょっとリフォームした時に本を全部、家が広い友人に引き取ってもらいましたが、
次から図書館の事を聞いて、こまめに寄付しました。
そのうち、図書館から借りるようになりましたて、
借り始めたら、とっても便利!!
今は4ツの区に登録して、ネットで予約……
便利ですね、財政的にも助かっています