伊原美代子さんが写した「みさおさん」と「ふくまる」の写真集です。
新聞の紹介記事を読んだ途端に見たくなりました。
農家のおばあちゃんと、飼っている猫の日常を切り取ったものです。
少しだけ紹介します。
ある日、家の納屋で、おばあちゃんは左右の瞳の色が違う子猫と出会いました。

おばあちゃんは「福の神様が来て、すべてが丸く治まるように」
との願いを込めて、その子猫に「ふくまる」と名付けました。
気づけばおばあちゃんとふくまるが出会って8年。

すっかり耳の遠くなってしまったおばあちゃんと、
生まれつき耳が不自由なふくまるは、
いつも見つめ合い、お互いを感じ合っています。
時々ケンカもしますが、夕飯時には自然と仲直りをしています。
「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日。今日もいい日だね、ふくまる」

おばあちゃんとふくまるは今日も畑へ出かけます。
おばあちゃん、ふくまる、いつもありがとう。
これからもよろしくね。
* * * * * 文章は本文から、抜粋しました * * * * *