5月15日に東電は1号機の地震発生からの解析結果(原子炉の水位の変化を示すグラフ)を発表した。3月11日の「地震発生」から「燃料棒が完全に露出」までを時系列に書くと次のようになる。
・14時46分 :地震発生
・15時30分頃:津波到達
・15時42分 :全電源喪失
・16時36分 :ECCS(緊急炉心冷却装置)機能不全
・18時00分頃:原子炉の水位が燃料棒頂部まで減少
・19時30分頃:燃料棒が完全に露出
これまで東電は、1号機の燃料棒が完全に露出したのは翌12日9時前と発表していたが、今回の解析結果では11日の19時30分頃にはメルトダウンをしていたことになる(解析結果に虚偽がない場合)。
一方、メルトダウンは一瞬にして起こるのではなく徐々に燃料棒が溶けていって起こるもので、その発生時点(一説には津波到達以前)が判れば人災も含めた初動対応の問題にもなる(公表はしていないが、当然、どの位の時間で溶融するかは解っている筈)。
政府や東電は、「想定外の出来事」、「燃料の一部破損」、「すぐに人体に影響がでるレベルではない」等々発表してきたが、情報を隠蔽して自分達に都合の良い情報だけを流していたのが明らかになった(「計画停電」についても原発事故の問題点を逸らす狙いがあったと思える)。
又、5月17日には、福島第一原発のメルトダウンの可能性を否定してきた政府が、1号機だけでなく2号機、3号機でもメルトダウンが起こった可能性が高いとの見解を発表した。
まったく国民をバカにしたふざけた話である(政府・東電やメディアに腹が立ちます)
・14時46分 :地震発生
・15時30分頃:津波到達
・15時42分 :全電源喪失
・16時36分 :ECCS(緊急炉心冷却装置)機能不全
・18時00分頃:原子炉の水位が燃料棒頂部まで減少
・19時30分頃:燃料棒が完全に露出
これまで東電は、1号機の燃料棒が完全に露出したのは翌12日9時前と発表していたが、今回の解析結果では11日の19時30分頃にはメルトダウンをしていたことになる(解析結果に虚偽がない場合)。
一方、メルトダウンは一瞬にして起こるのではなく徐々に燃料棒が溶けていって起こるもので、その発生時点(一説には津波到達以前)が判れば人災も含めた初動対応の問題にもなる(公表はしていないが、当然、どの位の時間で溶融するかは解っている筈)。
政府や東電は、「想定外の出来事」、「燃料の一部破損」、「すぐに人体に影響がでるレベルではない」等々発表してきたが、情報を隠蔽して自分達に都合の良い情報だけを流していたのが明らかになった(「計画停電」についても原発事故の問題点を逸らす狙いがあったと思える)。
又、5月17日には、福島第一原発のメルトダウンの可能性を否定してきた政府が、1号機だけでなく2号機、3号機でもメルトダウンが起こった可能性が高いとの見解を発表した。
まったく国民をバカにしたふざけた話である(政府・東電やメディアに腹が立ちます)