9月1日(月)に日本の滝百選の「吹割の滝」がある吹割渓谷に行って来ました。
群馬県沼田市の吹割渓谷は、上越新幹線の上毛高原駅からバスで1時間位のところにあるので前日(8月31日)は近くの老神(おいがみ)温泉に一泊することにしました。
[8月31日(日)]

上毛高原駅の近くにはいろんな遺跡(深沢遺跡配石遺構、梨の木平遺跡、矢瀬遺跡)があるので、バスの乗車時間の調整も兼ねて遺跡を見学することにしました。
又、上毛高原駅の駅前には食事処もなかったので矢瀬親水公園で遅い昼食を取ることにしました。

上毛高原駅の駅前の「利根沼田広域観光センター」で観光パンフレットを手に入れます。
観光センターを出ると目の前にご覧のような可愛らしい沼田警察署の上毛高原交番があったので撮ってみました。
<深沢遺跡配石遺構>

上毛高原交番の脇の道を通って県道271号線を暫く下ると左側に「深沢遺跡配石遺構」がありました。


「深沢遺跡配石遺構」は、今から約3500年前の縄文時代後期の集団墓地の跡のようです。

「深沢遺跡配石遺構」の傍に、ご覧のような面白い形の実(?)を付けたヒノキ(?)があったのでアップで撮ってみましたが、何なのか良く判りません。
<月夜野郷土歴史資料館>

県道271号線を更に下ると「郷土歴史資料館」があったので入ってみました(入館料200円)。




矢瀬遺跡から出土した木柱根、縄文土器、耳飾り、埴輪などが展示してありました。

珍しい大形甕の完成品も提示してありましたがこれは古代遺跡ではありません。
大形甕は、南北朝~室町時代(14世紀後半~15世紀中頃)に愛知県で生産された常滑の大甕と呼ばれるもので、昭和7年に水上町立古馬牧小学校校庭拡張工事で土の中から見つかった甕には古銭が数百枚入っていたみたいです。
<梨の木平遺跡>

「郷土歴史資料館」の向かい側に県指定史跡「梨の木平敷石住居跡」があったので行ってみました。


「梨の木平敷石住居跡」は、縄文時代中期末(約4000年前)の敷石住居跡のようです。
<矢瀬(やぜ)遺跡>

「梨の木平遺跡」を後に県道271号線を5分位下ると、右下に「矢瀬親水公園」の駐車場が見えてきました。

更に下ると「縄文の遺跡 矢瀬親水公園」の看板が見えて来ました。尚、「矢瀬遺跡」は「矢瀬親水公園」の中にあります。

「矢瀬遺跡」を見学する前に、公園内にある農産物直売所「月夜野はーべすと」に行って遅い昼食を取ることにしました。


「月夜野はーべすと」は高台にあるので眼下に「矢瀬親水公園」が見渡せます。

「月夜野はーべすと」で遅い昼食を取った後、国指定史跡の「矢瀬遺跡」に行ってみました。
「矢瀬遺跡」は、今から3500年から2300年前の縄文時代後期から晩期にかけての遺跡で、縄文時代の住居、祭祀遺構、水場などが保存されています。尚、面積は5,000㎡もあります(東京ドームの約4割弱)。

高床建物や半截材の方形木柱列が再現されていました。


高床建物の配石や半截材方形木柱列の傍の水路を撮ってみました。

復元された住居があったので中に入ってみました。

当時の暮らしぶり(犬と戯れる子供、炉辺を囲む人達)が再現されていたのですが上手く撮れていませんでした。

「矢瀬遺跡」はもっと回りたかったのですが、バスに乗り遅れてはいけないのでここで止めにしてバス停のある上毛高原駅に向かうことにしました。
帰りがけに縄文時代の洞窟のようなところがあったので近くに行ってみました。
ここは駐車場入口に行ける地下通路で、駐車場から階段を登ると運良く県道271号線に出ることが出来ました(ホッ!)。

どうにかバスの時間に間に合い、今日宿泊する老神温泉(おいがみおんせん)の旅館に着きました。
旅館の部屋から向かい側の山を見るとご覧のように霧が出ていて明日の天気が心配になりました。
旅館の人に、老神温泉から吹割渓谷までは歩くと40分位はかかると言われたのですが、車で送ってくれると云うので一安心しました。
夕飯前に、大浴場と混浴の露天風呂がるあると云うので両方に入ってみましたが、残念ながら混浴の露天風呂には誰も入っていませんでした。
湯あたりをしたのか、お酒を飲み過ぎたのか判りませんが、夕食後は直ぐに寝てしまいました。
[9月1日(月)]

9月1日(月)は小雨が降ったり止んだりする生憎の天気でしたが、旅館の人が「吹割渓谷」の駐在所の前まで車で送ってくれたので大助かりでした(有難う御座いました)。
駐在所の前の横断歩道を渡ると<吹割の滝 遊歩道入口>の案内が出ていました。

ご覧のような坂道を下って「吹割の滝」に向かいます。

暫く歩くと「吹割渓谷遊歩道案内図」があったので●現在地を確認します。
●現在地から、片品川の「鱒飛の滝」、「吹割の滝」を見て「浮島橋」と「吹割橋」を渡って、「詩(うた)のこみち」にある「第1観瀑台」、「第2観瀑台」、「第3観瀑台」から下にある滝を見て「吹割大橋」を渡って駐在所に戻って来る散策コース(約1時間)にしました。

「吹割渓谷遊歩道案内図」から少し歩くと下の方に滝が見えてきました。

ご覧のような鉄階段を下りますが小雨で階段が滑りそうなので慎重に降ります。
<鱒飛(ますとび)の滝>

その昔、利根川の支流である片品川にも鱒が遡上してきて、この滝まで来ると段差がありどうしても上流に上れず、鱒が懸命に越えようと飛び跳ねていたことから「鱒飛の滝」と呼ばれるようになったみたいです。

「鱒飛の滝」をアップで撮ってみました。

別の角度から「鱒飛の滝」を撮ってみました。

パンフレットに載っていた獅子岩(?)をアップで撮ってみました。奥の方には「巨大な岩盤壁」が聳えていました。
<巨大な岩盤壁>

遊歩道を更に進むと、片品川沿いに数十メートルの「巨大な岩盤壁」が連なっていました。


スケールの大きさに圧倒されて色の付いた岩壁をアップで撮ってみました。

パンフレットには「はんにゃ岩」があると載っていたのですが見当たりませんでした(左の方にあるのが般若岩?)。
その代り、白装束のカルト集団が被る三角頭巾に似た奇岩があったのでアップ撮ってみました。
⇒ 勝手に「カルト岩」と命名しました。

肉厚の大きな唇を付けたご覧のような奇岩もあったのでこちらもアップで撮ってみました。
⇒ こちらは「大唇岩」と命名しました。
<吹割(ふきわれ)の滝>

遊歩道を更に進むと、国の天然記念物に指定され、日本の滝100選にも選ばれている「吹割の滝」がありました。
「吹割の滝」は、凝灰石、花崗岩の川床上を流れる片品川が、岩質の軟らかい部分を侵食して多数の割れ目が生じ、巨大な岩が吹き割れたように見えるところから名前が付けられたみたいです。



又、「吹割の滝」は、縦に出来た川底の裂け目に川が左右から勢いよく流れ落ちるので「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているみたいです。
左の奥に写っているのが奇岩の「大唇岩」ですね!

「東洋のナイアガラ」をアップで撮って、上流の「浮島橋」に向かいました。
<浮島橋>

「浮島橋」は浮島観音が祀ってある浮島に渡る吊り橋です。

「浮島橋」から片品川の下流方面を撮ってみました。左に小さく人影が見えるのが先程歩いて来た遊歩道で、正面に「巨大な岩盤壁」が見えます。

「浮島橋」を渡って木製の遊歩道を暫く歩くと、浮島観音が祀ってある「浮島観音堂」が見えてきました。
<浮島観音堂>

小雨が降ったり止んだりしていたのですが、土砂降りにならずここまで無事に来れたお礼をしました。

辺りに誰もいなかったので失礼して堂内を撮らせて頂きました。
正面に、左甚五郎が一夜の礼として彫ったといわれる小さな金箔木像の「浮島如意輪観音」、その手前右に「滝見観音」が祀られていました。
<吹割橋>

「浮島観音堂」を後に、「吹割橋」を渡って「詩のこみち」を散策しながら第1~第3観瀑台から滝見をすることにしました。

「吹割橋」からも片品川の下流方面を撮ってみました。

ついでに上流方面も撮ってみましたが、下流とは違った趣がありますね!
<詩(うた)のこみち>


「詩のこみち」にはご覧のような詩を刻んだ石碑が沢山置いてありました。
『むささびの飛んで老神月夜かな』の詩があったので、この辺りにはムササビがいるみたいです。
又、カネが置いてある『【熊注意】 熊の出没報告あり。カネを鳴らしながらお進み下さい。』の案内があったので熊も出るみたいですよ!

「第1観瀑台」に着くと、木々の間から「浮島橋」と「吹割の滝」が見えたのでアップで撮ってみました。

折角なので「吹割の滝」を更にアップして撮ってみました。

屏風岩が右側に聳えるような遊歩道を下りますが、<落石 足元に注意>の看板が至る所にありました。

遊歩道脇には、耳の神様として信仰されている「塞の神」が祀られていました。
解説板には、『お椀のふたに穴をあけてお供えすると、耳が良く聞こえるようになるとの言い伝えがあり、今でもその習わしが残っています。』とありました。

「第2観瀑台」からは木々が生い茂っていて滝は殆ど見えなかったのですが、「第3観瀑台」からどうにか滝が見えたのでアップで撮ってみました。

遊歩道を更に下ると吹割渓谷遊歩道の出口近くの「十二様神社」に着きました。

取り敢えずここまで無事に来れたお礼をしました。
この神社には御賽銭箱がないと思ったら代わりに「御さおせん筒」が祭壇の下に置いてありました。

ここまで来ると後は、ご覧の「吹割大橋」を渡って駐在所前の「吹割の滝」バス停に向かうだけになりました。
バス停「吹割の滝」に着きましたが、近くで昼食が取れそうな食事処がなかったので、バスで上毛高原駅の手前の「月夜野びーどろパーク」まで行って遅い昼食を取ることにしました。
又、「月夜野びーどろパーク」は工場見学も出来るので帰りの新幹線に乗る時間の調整も出来ます。
問題は「月夜野びーどろパーク」に一番近いバス停は何処かと云うことですが、バス乗り込む時に運転手さんに聞くと、JR後閑駅の先の「上河原」バス停(約1時間)と教えてくれました。
<月夜野びーどろパーク>

「上河原」バス停でバスを降りると道路の向かい側に「月夜野びーどろパーク」が見えました。
バス停から少しは歩くことを覚悟していたので大助かりでした。

早速、「地ビールレストラン ドブリーデン」に入ってみましたが、月曜日で時間も13時半を回っていたので客は誰もいませんでした。
月夜野の弛ビールを飲みながら遅い昼食にしましたが、地元のおつまみとしては「田舎そばビザ」があるだけでした。

昼食を食べてから「吹きガラス」の工場見学をしましたが、写真を撮るのを忘れました。
工場見学をした後、ガラスショップで時間調整をしながら上毛高原駅行きのバスを待ちました。
尚、「上河原」バス停から上毛高原駅までは10分位です。
今回の「吹割渓谷散策」は、小雨が降る空模様だったので観光客が少なく、ゆっくり見て回ることが出来たので良かったです。又、「東洋のナイアガラ」と言われる素晴らしい「吹割の滝」が見れたので大変満足しています。
尚、万歩計は8月31日は9,000歩弱、9月1日は10,000歩を超えている程度でした。
群馬県沼田市の吹割渓谷は、上越新幹線の上毛高原駅からバスで1時間位のところにあるので前日(8月31日)は近くの老神(おいがみ)温泉に一泊することにしました。
[8月31日(日)]

上毛高原駅の近くにはいろんな遺跡(深沢遺跡配石遺構、梨の木平遺跡、矢瀬遺跡)があるので、バスの乗車時間の調整も兼ねて遺跡を見学することにしました。
又、上毛高原駅の駅前には食事処もなかったので矢瀬親水公園で遅い昼食を取ることにしました。

上毛高原駅の駅前の「利根沼田広域観光センター」で観光パンフレットを手に入れます。
観光センターを出ると目の前にご覧のような可愛らしい沼田警察署の上毛高原交番があったので撮ってみました。
<深沢遺跡配石遺構>

上毛高原交番の脇の道を通って県道271号線を暫く下ると左側に「深沢遺跡配石遺構」がありました。


「深沢遺跡配石遺構」は、今から約3500年前の縄文時代後期の集団墓地の跡のようです。

「深沢遺跡配石遺構」の傍に、ご覧のような面白い形の実(?)を付けたヒノキ(?)があったのでアップで撮ってみましたが、何なのか良く判りません。
<月夜野郷土歴史資料館>

県道271号線を更に下ると「郷土歴史資料館」があったので入ってみました(入館料200円)。




矢瀬遺跡から出土した木柱根、縄文土器、耳飾り、埴輪などが展示してありました。

珍しい大形甕の完成品も提示してありましたがこれは古代遺跡ではありません。
大形甕は、南北朝~室町時代(14世紀後半~15世紀中頃)に愛知県で生産された常滑の大甕と呼ばれるもので、昭和7年に水上町立古馬牧小学校校庭拡張工事で土の中から見つかった甕には古銭が数百枚入っていたみたいです。
<梨の木平遺跡>

「郷土歴史資料館」の向かい側に県指定史跡「梨の木平敷石住居跡」があったので行ってみました。


「梨の木平敷石住居跡」は、縄文時代中期末(約4000年前)の敷石住居跡のようです。
<矢瀬(やぜ)遺跡>

「梨の木平遺跡」を後に県道271号線を5分位下ると、右下に「矢瀬親水公園」の駐車場が見えてきました。

更に下ると「縄文の遺跡 矢瀬親水公園」の看板が見えて来ました。尚、「矢瀬遺跡」は「矢瀬親水公園」の中にあります。

「矢瀬遺跡」を見学する前に、公園内にある農産物直売所「月夜野はーべすと」に行って遅い昼食を取ることにしました。


「月夜野はーべすと」は高台にあるので眼下に「矢瀬親水公園」が見渡せます。

「月夜野はーべすと」で遅い昼食を取った後、国指定史跡の「矢瀬遺跡」に行ってみました。
「矢瀬遺跡」は、今から3500年から2300年前の縄文時代後期から晩期にかけての遺跡で、縄文時代の住居、祭祀遺構、水場などが保存されています。尚、面積は5,000㎡もあります(東京ドームの約4割弱)。

高床建物や半截材の方形木柱列が再現されていました。


高床建物の配石や半截材方形木柱列の傍の水路を撮ってみました。

復元された住居があったので中に入ってみました。

当時の暮らしぶり(犬と戯れる子供、炉辺を囲む人達)が再現されていたのですが上手く撮れていませんでした。

「矢瀬遺跡」はもっと回りたかったのですが、バスに乗り遅れてはいけないのでここで止めにしてバス停のある上毛高原駅に向かうことにしました。
帰りがけに縄文時代の洞窟のようなところがあったので近くに行ってみました。
ここは駐車場入口に行ける地下通路で、駐車場から階段を登ると運良く県道271号線に出ることが出来ました(ホッ!)。

どうにかバスの時間に間に合い、今日宿泊する老神温泉(おいがみおんせん)の旅館に着きました。
旅館の部屋から向かい側の山を見るとご覧のように霧が出ていて明日の天気が心配になりました。
旅館の人に、老神温泉から吹割渓谷までは歩くと40分位はかかると言われたのですが、車で送ってくれると云うので一安心しました。
夕飯前に、大浴場と混浴の露天風呂がるあると云うので両方に入ってみましたが、残念ながら混浴の露天風呂には誰も入っていませんでした。
湯あたりをしたのか、お酒を飲み過ぎたのか判りませんが、夕食後は直ぐに寝てしまいました。
[9月1日(月)]

9月1日(月)は小雨が降ったり止んだりする生憎の天気でしたが、旅館の人が「吹割渓谷」の駐在所の前まで車で送ってくれたので大助かりでした(有難う御座いました)。
駐在所の前の横断歩道を渡ると<吹割の滝 遊歩道入口>の案内が出ていました。

ご覧のような坂道を下って「吹割の滝」に向かいます。

暫く歩くと「吹割渓谷遊歩道案内図」があったので●現在地を確認します。
●現在地から、片品川の「鱒飛の滝」、「吹割の滝」を見て「浮島橋」と「吹割橋」を渡って、「詩(うた)のこみち」にある「第1観瀑台」、「第2観瀑台」、「第3観瀑台」から下にある滝を見て「吹割大橋」を渡って駐在所に戻って来る散策コース(約1時間)にしました。

「吹割渓谷遊歩道案内図」から少し歩くと下の方に滝が見えてきました。

ご覧のような鉄階段を下りますが小雨で階段が滑りそうなので慎重に降ります。
<鱒飛(ますとび)の滝>

その昔、利根川の支流である片品川にも鱒が遡上してきて、この滝まで来ると段差がありどうしても上流に上れず、鱒が懸命に越えようと飛び跳ねていたことから「鱒飛の滝」と呼ばれるようになったみたいです。

「鱒飛の滝」をアップで撮ってみました。

別の角度から「鱒飛の滝」を撮ってみました。

パンフレットに載っていた獅子岩(?)をアップで撮ってみました。奥の方には「巨大な岩盤壁」が聳えていました。
<巨大な岩盤壁>

遊歩道を更に進むと、片品川沿いに数十メートルの「巨大な岩盤壁」が連なっていました。


スケールの大きさに圧倒されて色の付いた岩壁をアップで撮ってみました。

パンフレットには「はんにゃ岩」があると載っていたのですが見当たりませんでした(左の方にあるのが般若岩?)。
その代り、白装束のカルト集団が被る三角頭巾に似た奇岩があったのでアップ撮ってみました。
⇒ 勝手に「カルト岩」と命名しました。

肉厚の大きな唇を付けたご覧のような奇岩もあったのでこちらもアップで撮ってみました。
⇒ こちらは「大唇岩」と命名しました。
<吹割(ふきわれ)の滝>

遊歩道を更に進むと、国の天然記念物に指定され、日本の滝100選にも選ばれている「吹割の滝」がありました。
「吹割の滝」は、凝灰石、花崗岩の川床上を流れる片品川が、岩質の軟らかい部分を侵食して多数の割れ目が生じ、巨大な岩が吹き割れたように見えるところから名前が付けられたみたいです。



又、「吹割の滝」は、縦に出来た川底の裂け目に川が左右から勢いよく流れ落ちるので「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているみたいです。
左の奥に写っているのが奇岩の「大唇岩」ですね!

「東洋のナイアガラ」をアップで撮って、上流の「浮島橋」に向かいました。
<浮島橋>

「浮島橋」は浮島観音が祀ってある浮島に渡る吊り橋です。

「浮島橋」から片品川の下流方面を撮ってみました。左に小さく人影が見えるのが先程歩いて来た遊歩道で、正面に「巨大な岩盤壁」が見えます。

「浮島橋」を渡って木製の遊歩道を暫く歩くと、浮島観音が祀ってある「浮島観音堂」が見えてきました。
<浮島観音堂>

小雨が降ったり止んだりしていたのですが、土砂降りにならずここまで無事に来れたお礼をしました。

辺りに誰もいなかったので失礼して堂内を撮らせて頂きました。
正面に、左甚五郎が一夜の礼として彫ったといわれる小さな金箔木像の「浮島如意輪観音」、その手前右に「滝見観音」が祀られていました。
<吹割橋>

「浮島観音堂」を後に、「吹割橋」を渡って「詩のこみち」を散策しながら第1~第3観瀑台から滝見をすることにしました。

「吹割橋」からも片品川の下流方面を撮ってみました。

ついでに上流方面も撮ってみましたが、下流とは違った趣がありますね!
<詩(うた)のこみち>


「詩のこみち」にはご覧のような詩を刻んだ石碑が沢山置いてありました。
『むささびの飛んで老神月夜かな』の詩があったので、この辺りにはムササビがいるみたいです。
又、カネが置いてある『【熊注意】 熊の出没報告あり。カネを鳴らしながらお進み下さい。』の案内があったので熊も出るみたいですよ!

「第1観瀑台」に着くと、木々の間から「浮島橋」と「吹割の滝」が見えたのでアップで撮ってみました。

折角なので「吹割の滝」を更にアップして撮ってみました。

屏風岩が右側に聳えるような遊歩道を下りますが、<落石 足元に注意>の看板が至る所にありました。

遊歩道脇には、耳の神様として信仰されている「塞の神」が祀られていました。
解説板には、『お椀のふたに穴をあけてお供えすると、耳が良く聞こえるようになるとの言い伝えがあり、今でもその習わしが残っています。』とありました。

「第2観瀑台」からは木々が生い茂っていて滝は殆ど見えなかったのですが、「第3観瀑台」からどうにか滝が見えたのでアップで撮ってみました。

遊歩道を更に下ると吹割渓谷遊歩道の出口近くの「十二様神社」に着きました。

取り敢えずここまで無事に来れたお礼をしました。
この神社には御賽銭箱がないと思ったら代わりに「御さおせん筒」が祭壇の下に置いてありました。

ここまで来ると後は、ご覧の「吹割大橋」を渡って駐在所前の「吹割の滝」バス停に向かうだけになりました。
バス停「吹割の滝」に着きましたが、近くで昼食が取れそうな食事処がなかったので、バスで上毛高原駅の手前の「月夜野びーどろパーク」まで行って遅い昼食を取ることにしました。
又、「月夜野びーどろパーク」は工場見学も出来るので帰りの新幹線に乗る時間の調整も出来ます。
問題は「月夜野びーどろパーク」に一番近いバス停は何処かと云うことですが、バス乗り込む時に運転手さんに聞くと、JR後閑駅の先の「上河原」バス停(約1時間)と教えてくれました。
<月夜野びーどろパーク>

「上河原」バス停でバスを降りると道路の向かい側に「月夜野びーどろパーク」が見えました。
バス停から少しは歩くことを覚悟していたので大助かりでした。

早速、「地ビールレストラン ドブリーデン」に入ってみましたが、月曜日で時間も13時半を回っていたので客は誰もいませんでした。
月夜野の弛ビールを飲みながら遅い昼食にしましたが、地元のおつまみとしては「田舎そばビザ」があるだけでした。

昼食を食べてから「吹きガラス」の工場見学をしましたが、写真を撮るのを忘れました。
工場見学をした後、ガラスショップで時間調整をしながら上毛高原駅行きのバスを待ちました。
尚、「上河原」バス停から上毛高原駅までは10分位です。
今回の「吹割渓谷散策」は、小雨が降る空模様だったので観光客が少なく、ゆっくり見て回ることが出来たので良かったです。又、「東洋のナイアガラ」と言われる素晴らしい「吹割の滝」が見れたので大変満足しています。
尚、万歩計は8月31日は9,000歩弱、9月1日は10,000歩を超えている程度でした。