コンサートに行ける機会なんて、とっても少ない環境にあります。
あまり、アンテナを張っていない所為もあります。
今回は、中国の煌びやかな、楽器の音色にひかれて、《行こう》と、思いました。
ちょうど、切符の発売日に、留守という事になったのですが、
友人に頼んでまで、手に入れました。
まず、何の説明もなく演奏された、筝の独奏。
軽やかな水の流れが、舞うように奏でる奏者の周りで、小さな妖精が踊りだしました。
その後、春を喜ぶ曲という様な説明があったと思います。
嬉しくなりました。
そして、能楽師の松井彬さんから、能についての説明があり、
ウー・ファンさんの筝・狩野泰一のパーカッションと笛・福居典美さんの津軽三味線の、演奏。
そして、その演奏による、能舞。
事前に説明していただいた、あらすじを、なぞる様に見ていたのですが、
「理解するのじゃなく、感じてください。」と、おっしゃってた事を、思い出したら、
うら若い巫女が、舞っていました。
アンコールでも、素敵な演奏と共に、先ほどの姿で、現れたのです。
その舞は、
何も、難しく考えずに、楽しんでください、今日のこの日の出会いを感謝。
と、歌っていらっしゃるようでした。
楽しかったー。