やがて子どもたちも集合してきて、まずは神社の拝殿の前にて神さまにご挨拶。こういうことは重要ですね。
子ども能の上演の前に、「大仁雅楽会」さんによる雅楽と神楽、そして舞楽の上演がありました。中でも巫女神楽「浦安の舞」に出演したのが、子ども能にも参加しているリサ(6年生)とサキ(3年生)の姉妹です! こちらは楽屋での装束姿。毎年二人はこの梅まつりの時には「浦安の舞」と子ども創作能のふたつの出番があって大変。でも二人は先日地元ローカル紙で雅楽を学ぶ小学生姉妹、として写真入りで取り上げられたんですって!
いつも子ども能の上演に協力してくれる笛のTさんも到着、上演曲『ぬえ』で子どもたちが笛に合わせて舞う「舞働」をいっぺん稽古して、観光協会さんからは 子どもたちに食券とお茶が配られて、そろそろ着替え開始。立ち方の3人には装束を着付けます。
こうして予定通り12時30分に開演になりました。まずは2年生と3年生の男子による仕舞『猩々』。
ん~、このシリーズは相変わらずバラバラなところが魅力(笑)。一番よく合っている画像を、彼らの名誉のために選び出しました!(笑) 。。顔が写ってないな。
それでは顔がよく写ってる画像をどうぞ!
ああ、やっぱりバラバラだ。。やっぱりさっきの画像だけにしとけば良かったかなあ(笑)
そして子ども創作能『ぬえ』の上演。この曲ももう3度目の上演になります。
大臣役のよっち(4年)。ををっ、なかなか狩衣姿が似合うじゃないか。両手が上がっちゃってるのが惜しい。普通に謡ってるんだけど笑ってるみたい。
軍装凛々しき頼政(=きっぺ。2年)と家臣の猪早太役のこうみ(4年)。梅まつりは年度の最後の公演なので、学年にこだわりなく役にエントリーして良いことにしたんだけど、2年生が「はいっ」と頼政役に手を挙げて。立候補した以上、役は全うするよう責任を課しますが、身長の割に弓もよく引けたし目線もよかったと思います。どこ向いてるの? って場面が少しあったけど。
頼政が黒雲の中に怪しい影を見て矢を放つと、怪物の一群…小ぬえ(うれし=5年、そお=4年、よっち=4年、もーちゃん=2年、たから=2年、るぅちゃん=幼稚園児)とボスキャラの鵺(りか=5年)が登場します。繰り返しになるけど、幼稚園児が笛や太鼓を聞きながらそれに合わせて舞働を舞うのは驚異的。今年で子ども能の指導も16年目になるのですが、そういった継続が力になっているし、何といってもご家庭の協力がなければ成し得ないですね。おうちでもママと一緒に楽しみながらお稽古してるみたいだし。
地謡もがんばっています。地頭は6年のゆかべー。もう鼓にも太鼓の手にもピッタリ合わせて謡うのは子ども能では普通のことです。以前は ぬえが後ろについて謡っていましたが、それももう遠い昔の話。今回はこの地謡が一番よかったです。大きな声で、囃子をアシライで打つ ぬえの耳にもビンビン響いてきました。
鵺は頼政と一騎打ちしますが、かなわないと見て黒雲に乗って逃げ去ろうとします。すかさず頼政がひと太刀をくわえ、早太がとどめを刺して鵺を退治したのでした。
終演後、舞台に戻ってみんなでご挨拶~。お客さまからは暖かい拍手を頂きました!
楽屋に戻って笛のTさんからもご褒美のお菓子を頂きました。
今回は大雪に悩まされた ぬえでしたが、考えてみれば幸運にも恵まれていました。
じつは子ども能は当初、日曜(16日)ではなく土曜日(15日)に開催される予定だったのです。その後 ぬえに茨城県での中学生対象のワークショップの依頼を頂き、それが土曜日に期日を指定しての依頼でしたので、やむなく伊豆の子ども能の方を1日遅らせて日曜に上演することにしたのでした。たまたま子ども能が出演する「おおひと梅まつり」が土日の2日間に渡るイベントだったために可能だった変更でした。
大雪が直撃したのは土曜日の方で、おかげで茨城のワークショップは延期になりました。中学生のみなさんには申し訳ないことでしたが、公演を1日送らせた伊豆の子どもたちにとっては快晴の下で舞える絶好の機会になったのです。これまでずっと稽古を重ねてきたから、神さまに通じたのね。彼らにはそういった。。いや、神さまだけでなく、いろいろな関係者の努力と厚意によって上演できるのだ、ということを伝えて、感謝の気持ちをもって上演するよう伝えていかねば。
子ども能の上演の前に、「大仁雅楽会」さんによる雅楽と神楽、そして舞楽の上演がありました。中でも巫女神楽「浦安の舞」に出演したのが、子ども能にも参加しているリサ(6年生)とサキ(3年生)の姉妹です! こちらは楽屋での装束姿。毎年二人はこの梅まつりの時には「浦安の舞」と子ども創作能のふたつの出番があって大変。でも二人は先日地元ローカル紙で雅楽を学ぶ小学生姉妹、として写真入りで取り上げられたんですって!
いつも子ども能の上演に協力してくれる笛のTさんも到着、上演曲『ぬえ』で子どもたちが笛に合わせて舞う「舞働」をいっぺん稽古して、観光協会さんからは 子どもたちに食券とお茶が配られて、そろそろ着替え開始。立ち方の3人には装束を着付けます。
こうして予定通り12時30分に開演になりました。まずは2年生と3年生の男子による仕舞『猩々』。
ん~、このシリーズは相変わらずバラバラなところが魅力(笑)。一番よく合っている画像を、彼らの名誉のために選び出しました!(笑) 。。顔が写ってないな。
それでは顔がよく写ってる画像をどうぞ!
ああ、やっぱりバラバラだ。。やっぱりさっきの画像だけにしとけば良かったかなあ(笑)
そして子ども創作能『ぬえ』の上演。この曲ももう3度目の上演になります。
大臣役のよっち(4年)。ををっ、なかなか狩衣姿が似合うじゃないか。両手が上がっちゃってるのが惜しい。普通に謡ってるんだけど笑ってるみたい。
軍装凛々しき頼政(=きっぺ。2年)と家臣の猪早太役のこうみ(4年)。梅まつりは年度の最後の公演なので、学年にこだわりなく役にエントリーして良いことにしたんだけど、2年生が「はいっ」と頼政役に手を挙げて。立候補した以上、役は全うするよう責任を課しますが、身長の割に弓もよく引けたし目線もよかったと思います。どこ向いてるの? って場面が少しあったけど。
頼政が黒雲の中に怪しい影を見て矢を放つと、怪物の一群…小ぬえ(うれし=5年、そお=4年、よっち=4年、もーちゃん=2年、たから=2年、るぅちゃん=幼稚園児)とボスキャラの鵺(りか=5年)が登場します。繰り返しになるけど、幼稚園児が笛や太鼓を聞きながらそれに合わせて舞働を舞うのは驚異的。今年で子ども能の指導も16年目になるのですが、そういった継続が力になっているし、何といってもご家庭の協力がなければ成し得ないですね。おうちでもママと一緒に楽しみながらお稽古してるみたいだし。
地謡もがんばっています。地頭は6年のゆかべー。もう鼓にも太鼓の手にもピッタリ合わせて謡うのは子ども能では普通のことです。以前は ぬえが後ろについて謡っていましたが、それももう遠い昔の話。今回はこの地謡が一番よかったです。大きな声で、囃子をアシライで打つ ぬえの耳にもビンビン響いてきました。
鵺は頼政と一騎打ちしますが、かなわないと見て黒雲に乗って逃げ去ろうとします。すかさず頼政がひと太刀をくわえ、早太がとどめを刺して鵺を退治したのでした。
終演後、舞台に戻ってみんなでご挨拶~。お客さまからは暖かい拍手を頂きました!
楽屋に戻って笛のTさんからもご褒美のお菓子を頂きました。
今回は大雪に悩まされた ぬえでしたが、考えてみれば幸運にも恵まれていました。
じつは子ども能は当初、日曜(16日)ではなく土曜日(15日)に開催される予定だったのです。その後 ぬえに茨城県での中学生対象のワークショップの依頼を頂き、それが土曜日に期日を指定しての依頼でしたので、やむなく伊豆の子ども能の方を1日遅らせて日曜に上演することにしたのでした。たまたま子ども能が出演する「おおひと梅まつり」が土日の2日間に渡るイベントだったために可能だった変更でした。
大雪が直撃したのは土曜日の方で、おかげで茨城のワークショップは延期になりました。中学生のみなさんには申し訳ないことでしたが、公演を1日送らせた伊豆の子どもたちにとっては快晴の下で舞える絶好の機会になったのです。これまでずっと稽古を重ねてきたから、神さまに通じたのね。彼らにはそういった。。いや、神さまだけでなく、いろいろな関係者の努力と厚意によって上演できるのだ、ということを伝えて、感謝の気持ちをもって上演するよう伝えていかねば。