ええ~~っ、甕にどべを取ってきて乾かした???
あっ、“どべ”ってわかりますか?堀や水路や田んぼに溜まったとろとろした泥のことなんですが、、、
帰りに受付で尋ねてしまいました。
やはり出雲が本貫
確か出雲が本貫だったと思う忌部氏、忌部の地名だってあるし、、、でも、いろいろな資料を読んでるうちに、記憶が揺らいできて(^^;;
忌部氏(斎部氏)読んでいる資料で、改めて松江の玉造出身ということを再発見!
玉作りの様子や発掘資料をこの目で見たいと、“出雲玉作り資料館を”訪れました。
資料館のドアを開けると、最初は間違えましたが、来館者が数人、玄関すぐのロビーでの井戸端会議が白熱しています(^^;;
展示物を興味深く、穴のあくほど眺めましたが、“どべ”というキャプションの説明に釘付け!
な~~んだ!布志名焼きの粘土、最終工程に流れて来た水と粘土を甕に取って、水分の蒸発を待った、流れてきたとろとろの物質が“どべ”、それを入れた甕でした。
玉がステータスになるはず!
竪穴式の住居で玉作りをする家族の模型、今は見ることがなくなった家内工業、家族での共同作業が紐帯となって、豊かな人が生まれるのかなあ?
山から石を切り出して玉が完成するまで、それぞれの行程を興味深く見ましたが、何と言っても穿孔と磨く工程にはただただ脱帽!
写真は荒砥石って感じ?最後は桐の木で磨き上げる、そりゃ玉ってステータスになるわ~~!
最後に、2階の展示室って、布志名焼きの展示なんだ!
ちょっぴりがっかりでしたが、それはそれで歴史を刻んだ素晴らしい名品でした。
友人の彼なら、展示から離れないかも(笑
僕は、こんな素朴なのが好みかな?
越前との深いご縁
最後に、全国でただ一ヶ所、平安時代まで隆盛を誇った出雲の玉造も灯が消えた!
江戸時代末、越前から技術を再輸入してめのう細工が復活したんですね、越前と出雲の深いご縁を感じました。
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