小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市久野にいこいの森が開園したのは昭和57年5月。当時小学生だったので子供会やスポーツクラブの夏の行事で、毎年のようにいこいの森で行われたキャンプに参加した。大抵、小田原駅の西口に集合し徒歩でいこいの森まで移動。毎回同じようなスケジュールでのキャンプだったのでどれも似たような記憶しか残っていないが、いこいの森の中を流れる沢を下ったところにダムのようなものがあったのを鮮明に覚えている。あれはただの堰堤だったのか、それともかなり大きな砂防ダムだったのか急に興味が湧き、30年近く前の記憶を確かめるためにいこいの森に出かけた。小田原市久野の工芸技術所前付近の久野川。久野川支流の坊所川上流に目指す場所がある。自転車で久野川沿いを上流に向け進む。久野川沿いも星山橋を過ぎたあたりからだいぶのどかな風景が広がる。星山橋の少し上流の場所には手積みの堰が作られていた。手積みの堰から100mほど上流に進むと向田橋に到着。向田橋のすこし下流で久野川と坊所川が合流する。写真右が坊所川、左が久野川。坊所川沿いの道路を進む。この周辺の坊所川はところどころに堰堤が作られている。農道と合流する手前で左側の細い道を下り坊所川沿いに向かう。細い道を下ると駐車場のような砂利の広場に到着。農道の下をくぐり坊所川沿いを進む。砂利の広場の先はこのような未舗装の林道となっている。道沿いに畑が点在しているので、農作業の軽トラックが通行しているようだ。しばらく進むと林道横の林間に木製の遊具やベンチが設置されていた。どうやらいこいの森の敷地のようである。いこいの森は何度か拡張されたようで現在の敷地面積は27ヘクタール。林道をさらに進むと林間運動広場という場所に到着。その林間運動広場前の道の反対側に坊所川へ下りる散策路があった。道路の脇から林の中を通り坊所川に下る。この道は親水目的で作られたいこいの森内の散策路のようだ。坊所川に下りて沢沿いをすこし上流に進むと治山ダムのようなものが見えてきた。<後編に続く>

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )