小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



曽我丘陵には何ヶ所かアンテナ鉄塔が立っている。前回紹介した神奈川県の行政防災無線の曽我中継所前の尾根道を北側に1kmほど進むと3本のアンテナ鉄塔が立っている場所がある。国道255号を松田方面に進み、下大井くらいまで来ると曽我丘陵の上に3本のアンテナ鉄塔が立っているのが見える。アンテナが立っているのは標高317mの浅間山山頂付近の尾根道沿い。曽我の徳田商店付近から県道72号を渡り曽我丘陵へ向かう。県道から脇道に入ると面白い道に出た。川底を道路に転用したような道。県道72号をアンダーパスして曽我丘陵方面に道が続いている。道の両側はコンクリート護岸のような壁が続いている。なんとも不思議な感じの道路。しばらく進むと道が二手に分かれる。左側の道を進んだ。ゆるやかな上り坂の途中には朽ちた土塀の作業小屋が点在している。この農道は見所が多くて面白い。農道を登ること15分。再び道が二手に分かれる。辻には農道完成記念の石碑が置かれており道標にもなっている。右が古怒田方面、左が赤田方面。左の赤田方面に進んだ。記念碑によるとこの周辺の農道は昭和40年頃に整備されたようだ。赤田方面にしばらく進むと、北側に開けた場所に出た。第一生命のビルや松田方面が良く見える。県道72号から30分ほど農道を上りようやく曽我丘陵の尾根道に合流。尾根道を南方面にしばらく進むと古怒田方面と梅の里方面の分岐に差し掛かる。先ほどの記念碑のところで古怒田方面に進んでいればもっと早く尾根道に出れたようだ。梅の里方面に続く道沿いに何か大きな鉄塔のようなものが見えた。<後編に続く>

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