小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



国府津の住宅地近くの沢沿いに鳴沢の滝と呼ばれる場所がある。滝と名前が付いてはいるが大抵、水が涸れているか滴る程度の水流しかないためどちらかというと崖といったほうが良いかもしれない。たまに思い出して行ってみてはガッカリして帰ってくることが多い場所である。先週、曽我梅林に散策に出かけたついでに鳴沢の滝にも立ち寄った。小田原市国府津の県道72号国府津新幹線ガード下。ガソリンスタンドを挟み右に進むと穴部国府津線。左に進むと国道1号。左の道を進む。ガソリンスタンドの横を通りしばらく進むと左手に鳴沢公園が見えてくる。鳴沢公園横の道を山の方に曲がる。道路脇の溝が鳴沢の流れ。この周辺は以前、企業の研修所があったのだが取り壊されて新しい住宅が立ち並んでいる。鳴沢沿いを進むこと5分。治山ダムの手前で沢の流れが2つに分かれる。左側の細い沢沿いを進む。鳴沢の滝周辺は竹薮になっていて薄暗い。あまり人の往来が無いようで蜘蛛の巣だらけになりながら前に進む。蚊も多い。治山ダムの所から1分も歩かないうちに鳴沢の滝に到着。苔むした高さ10mほどの切り立った岩場の所々には倒木が垂れ下がり、沢の周辺は落ち葉が積もっていて荒れている。倒木を避けて滝の真下から撮影。岩場の割れ目に沿って沢水が細く流れ落ちていた。以前使っていたと思われる簡易水道のパイプが残されていてあまり良い写真が撮れないことも残念なところ。今回は今まで見たなかでも水流が多かったほうである。滝らしい姿を一度でいいから見てみたい。

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