小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



体力作りのトレーニングで富士山に登っている。ここ数年は、年に5,6回は登っておりトータルの登頂回数も30回ほどになった。6月22日は前線が太平洋側に移動し、高気圧におおわれて絶好の富士登山日和。早朝に小田原を出発して富士宮口5合目を目指した。御殿場市内から富士山を撮影。山頂右側が富士吉田ルート。左側が富士宮ルート。今回登る富士宮ルートは残雪が少ない。少し寝坊したので富士山スカイラインに到着したのが7時半頃。現地に来て知ったのだが、地震の影響で路面の修復工事などが行われており、夜間~朝7時30分までが通行規制中。寝坊したのが幸いしてゲートで待たずに通行出来た。8時ちょっと前に富士宮口5合目に到着。標高は2400m。気温は15度ほどで涼しい。早朝だと小田原から1時間半で到着するが、少し混んでたので1時間40分ほどかかった。山頂までのルートを見ると残雪も少なく登りやすそうである。念のため、アイゼンとピッケルを持ち8時に登山を開始した。8時15分、6合目の山小屋前を通過。標高は2490m。冬山装備の重たいザックと登山靴なのであまりペースが上がらない。9時10分、元祖7合目を通過。標高は3030m。風がだんだん強くなってきた。7合目からの眺望。霞がかっていたが伊豆半島や駿河湾が見渡せた。箱根の山並みの向こうには足柄平野も見えたので、午前中は小田原からも富士山が良く見えたのではないかと思う。9時40分、八合目に到着。標高は3250m。気温は10度ほどで風もだいぶ強くなってきたのでフリースを着る。10時4分、9合目に到着。標高は3410m。8合5勺から上の登山道は所々雪に覆われていたがアイゼンをつけるほどではなかった。9合目の山小屋の横はブルドーザーが通れるように除雪してあった。10時23分、9合5勺に到着。標高は3550m。寒さに耐えかねて冬用のジャケットを着る。寒さで耳が痛い。9合5勺横の残雪。高さは3m以上。ここから山頂まで200mほどをアイゼンをつけて雪の上を直登するかブル道で迂回するか迷ったが、アイゼンをつけている間に体が冷えそうなのでブル道を進むことにした。10時40分、ブル道で迂回して富士山測候所の真下まで到着。5合目から2時間40分ほどと今年初めての富士登山としてはまあまあ良いペースで登れた。残りは100mほど。あと少しで山頂だ。<後編に続く>

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