小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



ここ数日は真夏日が続き梅雨もひと休みな空模様となっている。暑さにはうんざりするが晴天の下、緑が多い場所を散策するのは良い気分転換になので、昼休みや仕事の合間を利用して小田原フラワーガーデンに出かけている。その小田原フラワーガーデンの遊歩道沿いで今週キノコを見つけた。小田原フラワーガーデンのカエデが植えられている一角。遊歩道は木陰になっていて涼しい。その遊歩道沿いの斜面に黄緑色の円盤状の物があるのに気が付いた。近づいて見てみると落ち葉の下からキノコが生えていた。直径は8センチほど。黄緑色で見たことのないキノコだ。この状態がどのような生育段階か分からなかったのでしばらく観察に訪れることにした。観察2日目のキノコ。傘の部分はすべすべで、傘の下には管孔がびっしりと並んでいる。何のキノコか調べてみたが、今ひとつ釈然としない。おそらくイグチ科のキノコの仲間と思われる。観察3日目のキノコ。全体的に黄緑色だったのが茶色ぽく変色していた。良く見ると管孔部分にはカビが生えてきており腐り始めていた。キノコを定点観察したのは初めてだったが、ローアングルで写真を撮ったり傘や管孔の形を眺めたりとなかなか楽しかった。名前が分からないのが残念だが、今後は季節の花だけでなく、足元のキノコも観賞してみようと思う。

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