小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年7月の第4金曜日に富士吉田市で開催される富士登山競走に今年も出場した。初めて参加したのは13年前の第63回大会で、コロナ禍で2年ほど開催されなかったので今回で11回目の出場。7月28日に早朝、富士吉田市へ向かった。小田原を朝4時15分に出発して富士吉田市には午前5時40分過ぎに到着。選手用駐車場の富士吉田第二小学校へ。今年は早朝から快晴で富士山が山頂まで見通せた。スタート1時間前にスタート地点である富士吉田市役所前に移動。長年続けてきた富士登山競走への出場は、一旦今年が最後となる予定でラストチャレンジ。昨年は5合目の関門でタイムアウトとなったので、今年はなんとか午前9時15分までに5合目を通過したい。午前7時に富士登山競走山頂コースがスタート。山頂のゴールまで標高差約3000mで距離は21km。まずは第一関門が設置されている標高2250mの五合目を2時間15分以内での通過を目指す。午前8時9分過ぎに10.8km地点の馬返しを通過。舗装路の最終地点で、ここから登山道が始まる。関門タイムアウトとなった昨年と同じくらいの通過タイムで大ピンチ。暑さでなかなかペースが上げられずに焦る。馬返しから5合目までは、土の登山道が約4.2kmほど続く。所々、登山道が細くなって渋滞が発して時間をロスする。午前9時19分過ぎに5合目の関門に到着。関門タイムを4分以上オーバーしているので足切り。ラストチャレンジの富士登山競走は、昨年に引き続き5合目関門で終了となった。ここ数年、体力や筋力が年々衰えていることを実感しているので悔しいが結果には納得。大会を終え、五合目の山小屋前を通り下山バスの待機場へ。5合目はこれから富士登山に向かう登山者で結構な人出。スーツケースを引きずって登山しようとしている外国人グループがいたりと、なかなか混沌とした状況だった。午前11時過ぎに富士吉田第二小学校へ。校庭脇に腰掛けてしばらく富士山を眺めて一息つく。長年チャレンジを続けた富士登山競走から一旦退くのは、結構寂しいが新たな目標を設定して週末のランニングは続けていきたい。ただ、富士登山競走への未練はまだ少しあって、再来年までの出場権は持っているので来年か再来年に気まぐれで再チャレンジする可能性もゼロではない。

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