小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



消費税増税とともに始まった2014年4月の小田原は、特に大きな事件事故もなく平穏に過ぎていった。3月末で閉店や廃業した店舗や会社もいくつかあるようで、4月に入り仕事で客先を回ってもあまり良い話を聞かず、今後の地元の景気について心配に感じることが多かった。個人的にはトレーニングもほぼ予定通りこなせ、自転車で方々に出かけることが出来たので充実して過ごすことが出来た。 4月1日、解体工事が進む箱根登山ベルジュ。4月に入り上階部分のパネルが少しずつ外され始め、だんだんと建物が失われてゆくのを実感するようになってきた。小田原の4月の始まりは曇天の一日だった。 4月4日、桜咲く城山公園。今年の桜の満開時季は平日になってしまい、残念ながらゆっくりとは堪能出来なかったが、この日は昼休みがてら城山公園へと立ち寄った。城山公園の桜は老木のようで、年々樹勢が衰えて、花付きも悪くなってきているように感じる。 4月5日、扇町の右岸処理場横の桜並木。満開を少し過ぎたくらいだったが、風に舞う花ビラともども綺麗だった。 同じく4月5日、午後3時過ぎの小田原城址公園。小田原城裏手の子供遊園地内の広場は花見客で賑わっていた。結局今年は花見酒が楽しめず。来年は美味い日本酒を飲みながら花見がしたい。 4月6日、山王川の芦子橋下流の桜並木。一応、山王川左岸の道路の愛称は山王川さくら通りと言うが現在でもまったく定着していない。土手の桜が咲いて山王川さくら通りに相応しい風景。 4月8日、小田原城址公園のお堀。散った花びらは排水溝のあるバス駐車場側へと集まり、水面一面がピンク色に染まる。毎年繰り返される去り行く桜の季節の風景。 4月13日、小田原駅東口。アークロードの階段下のスペースに工事フェンスが設置されていた。新たな地下街へのエスカレーターの入口はこの写真の中央部分に作られる。 4月13日、小田原城址公園藤棚前。ハトよけの網に鳥がからみついて観光客が救出していた。網をかけると見た目もいまひとつなので、なにか他に上手い方法がないのだろうか。 4月20日、飯泉の旧エーツーアイランド。店舗の解体工事が始まっていた。玩具店時代からの特徴ある屋根の店舗だったのだが。 4月25日、小田原城址公園の東堀。今年も菖蒲の苗の植え付けが行われた東堀周辺。来月には菖蒲と紫陽花の花が楽しめそうだ。 4月26日、小田原市久野の足柄幹線林道。林道沿いでは八重桜が見頃だった。足柄幹線林道はあまり通ることがないが、林道沿いには結構桜が植栽されている。 4月27日、荻窪の小田原市役所。耐震工事が始まった影響で駐車スペースが大幅に少なくなってしまい、最近では車を停めるのも一苦労。西側の庁舎前には仮設駐車場が作られるようだ。新年度入りして色々慌しかった4月だったが、まずまず春らしい風景を見ることが出来たので良い月となった。この5月はどのような風景を見ることが出来るだろう。

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5月11日、小田原は朝から清々しい青空で絶好の散策日和。静かな郊外の田園風景でも眺めようと午前8時過ぎに自転車で散策に出かけた。とりあえず小田原駅周辺から散策開始。おしゃれ横町には新しい寿司店が出来ていた。なかなか高級そうな店構えだ。小田原駅東口から解体工事が行われている小田原城内高校前へ。校門前の校舎はパネルですっぽり覆われていた。小田原城内高校から城址公園内を横切って国道255号方面へ。銀座通りのメガネスーパーは錦通にある店舗へ統合とのことで閉店していた。メガネスーパーは小田原に本社があるためか市内に店舗が多いが、ここのところ統合が続いていて飯泉店も統合のため閉店している。扇町から県道711号沿いを蓮正寺へ。春小麦でパンを買い近くにある豊岡公園で小休憩。木陰のベンチで朝食タイム。春小麦でマンゴーのデニッシュとハムとアボガドサンドとバトンベーコンを購入。3つで815円。 345円のハムとアボガドサンドは、ほんのり甘いパンにハムとチーズとアボガドとドライトマトがサンドされている。控えめな味付けなので、パン生地の味わいが良く分かる。さっぱりとしていて美味しかった。パンを食べ終え、蓮正寺から新屋地内へ。先週は一面にベニバナツメクサが咲いていた田んぼは、すっかりと花がすき込まれていて花畑の風景から一変していた。晴天の下でベニバナツメクサの花畑の風景が見たかったのだが残念。明日から天気が下り坂のようなので今日はゆっくりと自転車で郊外を巡ろう。

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5月10日、小田原は晴天の朝。毎週土曜日はトレーニングの日と決めていて前日は酒を飲まないようにしているのだが、昨晩は懇親会で結構飲んでしまい、今朝の体調はいまひとつ。あまり無理せずに近場の山へとトレーニングに出かけた。午前8時24分、銀座通りをスタート。昨晩酒を飲んでしまったので身体のキレがいまひとつ。今日は最乗寺経由で明神ヶ岳へと登るルートでトレーニング予定。とりあえず県道74号沿いから狩川沿いの道を南足柄方面へ。県道74号駒千代橋から狩川左岸の土手道を大雄山橋方面へ向け走る。清々しい晴天で富士山もくっきり見える。明神ヶ岳山頂からの眺望が楽しみだ。午前9時47分、最乗寺入口通過。スタートから13.3km。参道脇から明神ヶ岳の登山道へ。最乗寺から明神ヶ岳へ登るのは2月の大雪後以来。ほんの3ヶ月前は1m近い積雪があったのが嘘のよう。登山道周辺の木々の新緑が綺麗だった。薫風香るといった表現がぴったりの登山道を山頂に向け登る。午前10時59分、標高1169mの明神ヶ岳山頂に到着。今日は体調がいまひとつだったがいつもと同じくらいのタイムで到着出来たので良かった。明神ヶ岳山頂からの富士山。5月に入りだいぶ雪解けも進んだようで6合目くらいから上が残雪。富士山を眺めながら3分ほど休憩し下山開始。下山ルートは矢佐芝経由で相模沼田駅へ。下山途中に矢佐芝地区にある天豆でパン休憩。デーツココナッツは、干したナツメヤシが練りこまれている。デーツのねっとりとした甘さとココナッツの風味がパン生地と良くあっていて美味しかった。午前12時44分、大雄山線相模沼田駅到着。スタートから27.1km。今日は走り始めはイマイチだったが途中から調子が上がってきて、なかなか良いトレーニングが出来た。今週のトレーニング距離は59.1km。来週も頑張ろう。

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5月9日、小田原は初夏を思わせる晴天の一日。今週後半はGW明けでいまひとつ調子が戻らないが、今日は昼過ぎまで外回りに出かけた。午前中、箱根からの帰り道に一夜城YoroizukFarmに立ち寄って朝食のパンを購入。一夜城YoroizukFarm周辺にはベニバナツメクサが植栽されていてイチゴのような花を咲かせていた。パンを買い一夜城歴史公園の本丸跡へ。GW中は見頃だったシャガの花は半分ほどに減ってしまっていたが、まだ可憐な花を咲かせている。一夜城YoroizukFarmで470円のイカスミのサンドウィッチを購入。イカスミを練り込んだバンスはあまり食欲をそそらない色合い。ハンバーガーのような円形のバンズにサンドされているのは、イカとチーズとトマトをマリネしたような具。イカの食感がユニークで結構美味しかった。昼過ぎ、南足柄に出かける途中に小田原フラワーガーデンへと立ち寄る。先週はほとんどバラが咲いていなかったが、今日はポツポツと咲き始めていた。あと半月ほどするとかなり見頃になるのではと思う。見頃の頃にまた訪れたい。

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小田原市立城内小学校と本町小学校が統合され三の丸小学校が開校したのは1992年。統合後の数年間は旧城内小学校の校舎が使用されたが、旧本町小学校の敷地に新校舎が完成した1996年に移転し、木造校舎の城内小学校は解体された。小田原市本町の三の丸小学校前。藤棚交差点側の校門前にある噴水は以前、旧城内小学校の観察園にあった噴水を移設したもの。噴水を取り囲む縁のコンクリート部分は移設に伴い新たに作られたものだが噴水中央部分の球形と四角形の石は旧城内小学校にあった噴水のもの。現在は滴るように水が流れていて、藻が付着して少し見栄えが悪い。その藻だらけの石に何か文字が刻まれているのを以前から気になっていた。先日、写真を撮りに出かけたついでに持参したタワシで文字の刻まれている部分をこすり綺麗にしてみた。タワシで藻をこすり落とすと刻まれた文字を読むことが出来た。旧城内小学校・観察園噴水・(開校90年・と刻まれている。旧城内小学校と刻まれているので移設に伴い噴水の由緒を刻んだものと思われる。移設される前に噴水があった場所は現在の二の丸広場の歴史見聞館裏手。雑草に隠れるように今でも観察園と刻まれた石板が残されている。旧城内小学校に観察園が完成したのは昭和35年。開校90年記念事業として、同校の同窓会など約2万人に寄付を募り、その寄付金約21万円が建設費にあてられたとのこと。観察園は噴水のほかに、水生植物園や花壇、温室などで構成され理科の学習と情操教育に利用されてきた。旧城内小学校は解体により木造校舎が失われ、やがて人々の記憶からも消えてゆく運命にある。移設された噴水はこの先、街角で末永く使われ続けることを願っている。

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