<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

桔梗のようにひんやりつめたい頬

2015年07月26日 07時13分25秒 | Weblog

白妙の夏の桔梗のつめたさの頬なり 遠く雷のとどろき    薬王華蔵

この歌が読者文芸欄で2席に入賞していました。入賞なんて久々、ほんとうに久々のことでした。選者の選評はこうでした。

女の頬のつめたさを感じるために、男は両の掌で女の頬を挟んだのか。あるいは頬と頬とを擦り寄せて「かくもつめたき汝が頬」と歎じたか。いづれ雷が鳴らずとも、この恋もとより成立せぬ「成らぬ恋」であったのか。桔梗は万葉集には朝顔で見える。

言(こと)に出でて言はばゆゆしみ朝顔の穂には咲き出ぬ恋もするかも

短歌が読者にあるドラマを喚起して来る。ドラマは現実でも非現実でもいい。どっちだっていい。そこはかとなく、そこに哀切に生きる人間の跡形がうっすら滲めばそれでいい。

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戻って来ました

2015年07月26日 06時51分56秒 | Weblog

おはようございます。どこがどうなったのか、とうとうタブレットからは書けなくなりました。旅先からはアウトでした。台風が接近してきているので、ひとまず戻ることにしました。

昨日は中津に遊びました。闇無浜神社は夏祭りで山鉾が街中に繰り出していました。福沢諭吉旧居跡、中津城、記念館、九州のお伊勢さんと呼ばれる天照大神神社を訪ねました。34度の暑さでした。日田への途中、山国川のほとりのなかま温泉(300円)につかりました。ぬるぬるとしたお湯でした。入浴中の地元の方に山国川の鰻取りの話を聞かしてもらいました。

6時半帰宅。すぐに半袖半ズボン姿になり、サイクリングに出掛けました。しばらくやらなかったので足の股の筋肉が強張りました。冷水シャワーを浴びました。体重が60キロちょっとに落ちていました。

夜が明けました。すぐ近くでホトトギスがはきはきした声で鳴いています。台風情報ではまともに九州を襲ってくるようですが、いまはまだそよ風も吹いていません。どうかどの地域でも被害がなくてすみますように。台風のことなど素知らぬようにして、にいにい蝉がけたたましく自己アピールをしています。

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