注文した乾物の開き鰺セットがその発砲スチール製の箱に入って届きます。これが美味しいのです。そうでした、その発砲スチールでした。夢がそれに詰めて届けられたのでした。蓋をとったら、中から干物の夢のセットが飛び出してきました。ビニール袋を開けると夢が躍り出て来ました。なあーんだ、そういうことだったのか。
真夜中である。ダム湖が満水して放水する夢ばかし見た。夢は発砲スチールでできていて、家も発砲スチール製で、風呂もトイレも、ドアもみんなそれでできていて、つるつる音を出して、つるんつるん滑った。ドアを押すとそれはパタンと倒れてしまい、向こう側に女の人が台所仕事をしてて、僕がいきなり出現したのに驚いて泣き出してしまった。そこで夢が終わった。目を覚まして、起きてよろよろ廊下を歩いて、放水し終わって、すっかりした。冷え込んでいる。寒い。もう年の暮れだもんなあ。天山は初雪しているかもしれない。