１
ジャンケンのチョキは鋏。パーの紙に勝つ。パーはグーに勝つ。パーの紙はグーの石を包んでしまうので。グーはチョキに勝つ。鋏は石を切れないので。
２
ジャンケンは勝ち競技。負け競技ではいけないか？
３
チョキは鋏。石のグーに負ける。負けるので、チョキはこの勝負には出ない。でお昼寝できる。ああよかった。
（これでお昼寝の権利獲得。相手は困るよね。「どうか勝負に出てよ」って頼むよね。これじゃ、ゲームにならないか）
今日は皮膚科に行く日です。体の海の底を流れる神経の、ズッキ～ンズッキ～ンの痛みは次第にやわらいでいます。薬が効いたのでしょうか。でも、いまいち、腑に落ちないところもあります。帯状疱疹の，疱疹は出ていないのです。ドクターに拠れば、そういう帯状疱疹もあるのだそうです。家族の者の説に拠れば、体力が落ちたときに出やすいのだそうです。痛みはやわらいでいますが、まだときおり小さな体内地震が起きてきます。
行きつけの皮膚科のドクターは美人ドクターです。男性は困ります。といっても、男性の皮膚科医院は遠くまで行かねばなりません。秘部をさらけ出すのが憚られます。
雨が降っています。朝が来ています。透かし百合が咲いています。新発見です。６時です。でも、空が明け切っていません。パラパラパラパラ雨が蕗の葉っぱをドラムにして叩いています。畑の畝に植えられてお日様に干されていた薩摩芋の蔓たちは、感嘆詞の「いえ～いっ！」の叫び声を上げてよろこんでいることでしょう。雨なので，畑に出て農作業をすることは出来ません。するべきことはたくさんあります。雨が止むのを待ちます。日ノ隈山の山裾のあたりから、山鳩の重奏低音が届いて来ます。
