檀家寺に行きました。親鸞聖人のご正忌法要でした。入り口で検温がありました。消毒剤を両手に塗りました。座る椅子も間隔を開けてあります。窓も全開されています。でもストーブやエアコンが作動していました。混雑を避けるために出席者が別になっています。演台の前には透明な仕切りがあります。もちろんみなさんはマスクをつけておられます。
ご講師さまのご法話を聞きました。1時間みっちりと。お年寄りがほとんどです。漫談のように笑いがはじけます。いつもは2座ですが、今回は1座のみでした。お斎(とき)もありませんでした。斎とは食事のことです。その代わりにお菓子と飲み物とカレンダーと冊子が配られました。
門徒衆の係が別室に座っておられて、会費1万円が徴収されます。御堂では同じく門徒衆の係が待ち構えておられます。お布施を差し上げます。その名と名前と金額が墨書されて、後ろの壁に貼り付けられます。お米を入れる袋が配布されていますので、ここにお米を入れてお供えします。農家ではないところはその分のお金を入れて提出します。
今日は「仏法のご縁に会う日」であるということを強調されました。阿弥陀如来に出遭って念仏を唱えて、お救いを賜る日である。尊い御法話を聞いて信心を拝領する日である。のであるが、煩悩雑念がしきりにうごめいてなかなか素直になれない。迷い迷い迷いして、すなおに聞き入れない自分がいました。