<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

今日の我が位置をよろこぶ。喜び得たこと、それが果報にほかならない。

2020年12月29日 18時54分10秒 | Weblog

聞其名者 得現果報    (もんごみょうしゃ とくげんかほう)

其の名を聞く者は、現(在)に果報を得たり。    仏説延命地蔵菩薩経より

「其の名」とは延命地蔵菩薩の名のことである。なかなか、なかなか、その名を聞くまでに至らないのである。

聞いたら、呼べるのである。名を呼べるのである。称えることができるのである。

だから、名を称えた者は、そこで即ち、時を移さず、現在此処で果報を得るのである。

果報に至り着いた者は、嬉しくなる。よろこび。歓喜する。現在の我が位置に感動を覚えてくる。

この結果に至り着いたことを希有として、よろこぶのである。

いつもいつもいつも、われわれはそのときそのときに結果を頂いている。

結果を頂いてそれをまた原因としてスタートする。到着してスタートする。油断がない。

今日の我が位置をよろこぶ。喜び得たこと、それが果報にほかならない。

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この世にあるものはすべて目的を持つ。

2020年12月29日 17時23分43秒 | Weblog

山荒れて櫨は佐渡までお遣いに       山鳩暮風

わたしの俳句。落選の。

木枯らしが吹き荒れている。風に乗って山腹の櫨の紅葉がくるくる空を舞う。高く高く飛び上がって、空に吸われてしまう。向こうは日本海。遠くには佐渡がある。

櫨の木の葉は無目的に消えて行ったのではあるまい。この世にあるものはすべて目的を持つ。その一途にある。

そうだ、佐渡までお遣いに出たのだ。佐渡の島には人が居て、その人は、漂着した一枚の櫨の木の葉を見て、昔、好きな人と過ごした歳月を懐かしむ。

そういうハタラキを背負って、お遣いに出たのだ。

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一人遊びを遊ばせておくと、機嫌がいい。

2020年12月29日 12時50分18秒 | Weblog

またぞろ、一人ままごとの遊びをしている。老人なのに、やっていることは幼い。

畑の草取りをして、それからまたまた高菜の苗を植え付けた。10cm~15cmほどの苗を。

高菜の苗はよく根付く。毛根に土がついていなくとも、根付く。強い。たくましい。生育もそれほど遅くはない。2月頃になれば収穫できるだろう。

高菜の一夜漬けがおいしい。僕はこれを好む。熱いご飯に載せて食べる。匂いもいい。

我が家だけでは食べきれないから、お好きな方にはお分けする。

高菜が好きな方とそうではない方もおられる。だからそれを確認してからにする。

一人遊びを遊ばせておくと、その間は、この老爺は機嫌がいい。

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手の平から、僕は宇宙の力のようなものを吸収し始める。

2020年12月29日 09時43分28秒 | Weblog

日が高く上って来た。部屋の中に差し込んで来る。明るい。まばゆい。

光が元気をも運んで来る。届けて来る。

空が大空になる。広々となる。雲をちょこんと浮かばせる。

お日様の力は偉大だなあ。

日当たりに手を差し伸べる。手の平から、僕は宇宙の力を吸収する。

すると、体内にあるエネルギーパワーがエンジンに点火して、回転のうなりを始めて来る。

僕は深呼吸をする。2度3度。深く大きく。空気がおいしい。

さ、活動体制に入ろう。

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あなたといっしょにいるとわたしはすぐに楽しくなれます。

2020年12月29日 07時27分29秒 | Weblog

この一年、よくぞよくぞ遊んでもらった。畑に遊んでもらった。

あれこれあれこれをして、こそこそ農作業をした。働いた。おかげで寂しくなくてすんだ。

我が家の家の周囲、東西南北の畑には、いまは冬野菜がいっぱいだ。緑が滴っている。

野菜の間の草取り草むしりをしているだけで、慰められる。元気にさせてもらえる。

畑さん、来年もどうぞよろしくお願いします。あなたはわたしの無二の親友です。あなたといっしょにいるとわたしは簡単にすぐに楽しくなれます。

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片付けるだけでも時間が掛かりそう。

2020年12月29日 07時19分04秒 | Weblog

12月29日、火曜日、今日は。2020年は残すところ、今日を入れて三日になった。

昨日は家内の買い物に付き合った。しめ縄を買った。明日は餅搗きをする。もちろん餅搗き機械で。

もうすぐ7時半になるところ。

障子戸をまだ開けていない。外が明るくなっている。雀たちの鳴き声がして賑やかだ。

それほど寒くない。

我が書斎、兼、寝間を片付けて大掃除しなければなるまい。

狭い部屋だから、あちこち物が積まれている。

片づけるだけでも時間が掛かりそう。

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しつこい、一夜明けてもまだ興奮が残っている。誰かにハグしてもらいたがっている。

2020年12月29日 06時54分02秒 | Weblog

昨日、いいことがあった。あり得ないことがあり得たのだ。

ぼた餅が棚から転げ込んできた。それで、傲慢にも、「とうとう報われたぞ」って感じになった。

嬉しくなった。誰かに伝えたくなった。

でも、伝える人がいない。悲しくなった。

伝えてもよろこんでもらえそうにない。

逆に、自慢なんかするなよ、と諫められそうだ。

一人でよろこんでろ、などと突き放されてしまいそうだ。

かまってもらえそうにない、だろう。

家族の反応も、ふううん、よかったね、で終わった。

あまちゃん、あまったれる。

一人で興奮して、その興奮をおさめおさめして、眠りについた。

立場を逆にしたときに、わたしはどうするだろう?

人の喜びをどれくらいよろこんであげられるだろう。

冷淡に無視してしまうだけかもしれない。

喜びを等しくすること、悲しみを等しくすること。苦しみを等しくすること、痛みを等しく分け合うこと。

やさしいようで簡単ではない。利他にならない。

どれも高度な精神作用が必要とされることかもしれない。

朝になった。

興奮がやや落ち着いている。

でも、しつこい。まだ誰かにハグしてもらいたがっている。

よかったねよかったねと背中を叩いて褒めてもらいたがっている。

そういうふうに、一心同体してくれる人はいないのに。

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