こんにちは。って言ったら、ブログの読者の、誰かの誰かの誰かさんが、こんにちはって、返事を返してくれるだろうか。くれたらいいな、声は聞けないけど。
こんにちは、の後にはどんな問い掛け言葉が省略されているのだろうね。省略してもいいくらいにいつも愛用している言葉だよね、きっと。
だったら? だったら、「ご機嫌いかがですか?」だろうか。それとも「どちらにお出かけですか」? あるいは「いいお日和ですね」もしくは「お元気そうで何よりです」だろうか? それともそれとも「あなたに会えて嬉しいです」だろうか?
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ともかく、誰かに会えたときにしかこの言葉は使えない。挨拶したくなければ、会っても知らんふりして通り過ぎることもできる。でも、挨拶をすると、それが明るい挨拶であればなおさら、こちらも元気になれる。
ハートが、声になって飛んでくるのが挨拶かもしれない。
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そうか、誰にも会えないときにでも、文字の「こんにちは」は使えるんだった。ハートが行き交いできるんだった。言葉の「こんにちは」は相手の数が限定されているが、文字の「こんにちは」は無限定だった。
相手を元気にしたいとき、相手を幸せにしたいときに、「こんにちは」は有効に働くことができそうだ。ん、なかなか便利だ、こんにちは、は。