「おでいげにおいでおいで」の他にも、さぶろうはこれまでに幾つか(たしか、4~5ブログくらいある)のブログを書いて来ました。「おでいげ」で検索をして下さると今でもこれらを読むことができます。途中で書き込み不能になったのもあります。
タブレットを使ってこれを書くとおかしいことになる。一字しか残らない。たとえば、「つわぶき」と打っても、「石」とだけしか残らない。今日はノート型パソコンで書いている。すると、いつもの通りに書けたので投稿ができた。どうしてなんだろう? docomoの店に見てもらったらいいのかしらん。
庭に咲いている石蕗の花が美しい。ああ、美しい。さぶろうにそれを言わせるためではないのだろうけれど、それを言わせている石蕗の花。さぶろうはそれを発話してここちよい秋の日にいる。
庭の石蕗が花を着けている。黄金を求めて蜂が飛んで来る。日差しが届く。風はない。百舌鳥がけたたましく鳴いて過ぎる。さぶろうは頬被りをして、枯れを見せてきた夏草の茂みに腰を下ろしてこれを抜く。石竜子が飛び出してきて遊びをねだる。ほかに誰もいない。背中に日がたまってあたたかい。
文句あるか。ない。
後はぐうすかぐうすか寝るばかり。
文句があればこうはいかなかったが文句はなかった。
つける文句が見つからなかった。
いい一日だったなあ。朝も昼も夕方も農作業してただけだけどね。それで十分いい一日だった。秋日和を満喫した。空の色がよかった。座禅ならぬ農作業禅だった。こころがからりと晴れた。
愛というあたたかい食べ物が彼のこころの胃袋にははいっていませんでした。落ち葉を集めた焚き火がちょろちょろ燃えていたのですが、ひとり石の座布団に座っている彼は寒くなってぶるぶる震えました。膝小僧がもう一方の膝小僧を抱くのですが、震えはなかなか止まりそうにありませんでした。彼の身近かなところに蟷螂がいて小さく斧を振り上げておりました。愛というあたたかい食べ物は売り買いができませんので、厄介なのでした。そこでいつまで待っていてもなかなか得られませんでした。歩いて探し回ってみても得られませんでした。