東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

平岡駅(その2)友人の撮った写真を載せます

2012-12-21 00:31:48 | 飯田線

201212210004  青ヶ島を旅すると、三宝港でこのようなクルマが海水を汲み取るのを見かけたことがあります。汲み取った海水を池之沢の製塩工場へ。地熱のひんぎゃで数日かけて結晶化。
 こちらは天龍温泉輸送車です。ま・さ・か・・・??天龍温泉を汲み取り、天龍村の各家庭に送り届けているんですかっ!?
 東京都の最果て、檜原村も役場が設置した「温泉スタンド」なるものがあり、自宅でも温泉に入ったような気分をさせてくれる「温泉宅配便」のサービスがあるそうです。檜原村の水道水は秋川源流のミネラルウォーターだというのに、温泉水を届けてくれるサービスもあるなんて贅沢過ぎる。

201212210005  
 ん?平岡駅前に郵便ポストがあるのに、こんなところに丸型ポストが・・・。
 もし、このポストが現役なら、「JP日本郵便」または「JP郵便局」のステッカーが貼られます。

 貼られていないのを見ると、私設のただの飾り物でしょうか・・・?201212210006もし、通りすがりの人が現役のポストだと勘違いし、投函してしまったらどうしますかっ!?

201212210007
 「村」でもJR東海のロゴが輝いていますねぇ・・・。


201212210008
 入れ替え作業のため、いったん降ろしていただきますとアナウンスがあり、荷物を持って降りたというのに・・・豊橋から全く同じ電車が入線。
 1番線から2番線に移動。

201212210009  しばらくすると、1番線に豊橋10時20分「急行秘境号」が出発して、22分後の豊橋発上諏訪行きの各駅停車到着。
 急行の停車時間は13時17分、出発は13時51分。
 各駅停車は13時37分、38分。

 左は「急行」と銘打っている電車、右は各駅停車の「普通」。急行が普通に抜かれるなんて、そんなのあり!?

201212210010  その電車に乗って、となりの為栗(してぐり)駅へ行け!!
 為栗駅での滞在時間が長くなる。
 その電車で為栗に着くのは、13時44分。あとから急行秘境号が13時59分に到着。

 その頃の私は秘境号内で駅弁昼食中。その電車を見て、とっさに乗り換えるというわけではありませんでした。
 その電車は豊橋を10時42分に出発、急行みたいに飛ばすわけではなく、こまめに各駅停車しながら上諏訪に17時40分、なんと7時間も・・・。辰野から上諏訪間はJR東日本ですが、東海車両も相互乗り入れ。
 

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平岡駅(その1)

2012-12-20 00:34:11 | 飯田線

 中井侍を13時10分に発車した電車は、2.3キロ先の伊那小沢駅通過、1.6キロ先の鶯巣(うぐす)駅通過。鶯巣は東京都奥多摩町の「鳩ノ巣駅」の兄弟駅。我が家で可愛がっているキジバトちゃまの家を連想。こちらは3円切手の図案になっているウグイスの家かな。ここでも、1日の平均利用者はわずか3名の秘境駅だと思います。しかし、秘境駅としてのランキングはありませんでした。2.1キロ先の平岡停車。中井侍駅から3駅目、6キロ。
 13時17分停車、およそ30分後の13時51分発。
 電車は、入れ替え作業のため、いったん降車していただきますとアナウンスがありました。
 秘境号は平岡で折り返すため、平岡から先は別の電車に変わるかも?と上の網棚に置いてあった荷物を下ろしてしまいました。
 友人も「平岡からの先は別の電車になるかも知れないから、荷物はそのままじゃなくて、下ろしたほうがいい?」
 「平岡から先も同じ指定席だけど、念のために下ろしたほうが・・・」

201212200001  ここは天龍村の中心駅です。事前調査ではかつて「みどりの窓口」があったのに、今年の4月から無人駅化。
 無人駅になったので、小さな駅かなと思ったら・・・大きな建物の駅舎になっていました。

201212200003_2
 201212200004_2 全員降ろしたのを確認し、ドアが閉まり、どこか去ってしまいました。
 豊橋からずっと運転していた運転士さんも平岡で任務終了?今の時間13時を過ぎているので、昼食かな。

201212200006  無人駅なのに、ホテルと温泉、レストラン併設の「ふれあいステーション龍泉閣」でした。
 小和田駅の駅寝はかなり勇気がいりますが、平岡駅併設のホテルなら安心して泊まれます。しかも温泉付きとは贅沢三昧。

 今度は平岡駅を宿泊拠点にして、秘境駅探検するのも良さそう・・・。
201212200007
 1階はレストラン、2階は平岡駅改札口とホテルのフロント、天龍村特産品販売コーナー、3階はホテル、4階は温泉。


201212200008  
 天龍村メインストリート。立派なホテルがあるのに、ちょっと寂れています。



201212200005  
 飯田までおよそ35キロ先だというのに、飯田郵便局管轄。
 郵便局に統合する前までは「飯田支店平岡集配センター」なので、平岡郵便局が取り集め、それから飯田郵便局へ搬送され、「飯田」の消印。

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【動画】中井侍駅

2012-12-19 00:23:30 | 飯田線

 動画でもう少し中井侍駅の雰囲気を・・・。滞在時間わずか10分(13:00着、10発)なので、すべて探検するのにものすごく慌ただしかった。
 「秘境駅号」は一気に秘境駅6駅を探検できるように仕組まれているので、ちょっと仕方がないかな・・・。
 限られた時間なので、その周辺につづら折りのジグザグ道があったことすら忘れてしまいました。

201212190001  
 御蔵島のジグザグっぷりはすさまじい。
 電柱が見えるところが道になっています。

そして、極め付けのジグザグ道は青ヶ島の都道上手、236号線。


 中井侍駅なのに、青ヶ島に脱線してしまいました。
 今日のメイン動画です。

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友人が撮ってくれた中井侍駅

2012-12-18 00:45:55 | 飯田線

 これから紹介する写真は、友人が撮ったものです。私が撮ってきた中井侍駅全貌より、友人のほうがわかりやすい。要は、腕ですかね・・・?

201212180001_2  人がいない状態で撮ろうと思っていた構図。しかし、間に合わず、人わんさか~!!

201212180002  

 まだ11月なので、紅葉が見られました。中井侍駅の先に続く鉄路。


201212180004  駅前の民家。普段ならひっそりしているのに、臨時の「秘境号」が停車するたびに人がどっと押し寄せて来る。
 何もない秘境で平凡と暮らしている民家の人にとってはさぞかし迷惑だったでしょう・・・。本当にすみません・・・。

201212180003  JR東海さんは忠実に国鉄から引き継いでいるのか、名所案内がありました。国鉄時代、全国どこに行っても国鉄様式の駅名票と名所案内があったのに、民営化後はそれを撤去。
 わが故郷長門二見駅も、土井ケ浜や二見夫婦岩などの名所案内がありました。JR西日本になったとたん、名所案内は撤去。
 何もない秘境の中井侍駅の名所案内。しかし、それを目当てに訪ねる人がいるかな?

201212180005   
 青空改札口の切符入れボックス。飯田線も自動改札に対応できるように裏が黒色の磁化券あるいは車内の車掌さんから購入したレシートにような切符が入っているかも・・・。

201212180006
 出発直前、人がいなくなったところでパチリ。どうやら、友人は本来あるべきの姿を求め、撮ったらしいですね~。

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お待たせしました、中井侍駅っ!

2012-12-17 00:19:41 | 飯田線

 1泊2日の飯田線旅だというのに、まだまだ話は続きます。晩秋の11月23日なので、季節が変わり、冬。ちょっと季節感がずれてしまうような気がしますが、ご愛嬌を・・・。
201212140006_2  JR東海様式の駅名票に駅の所在地を示す、都道府県と市町村名が入っています。都道府県と市町村入りの駅名票は、JR東海と、JR四国のみ。
 天下のJR東日本JR西日本は見事に省略されています。
 今回のように見知らぬ土地を旅して、駅名票に書かれた市町村名を見て、今はどのあたりなのか把握できるはず。たとえば、この駅名票のように「下伊那郡天龍村」は初めて訪ねる場所ですが、下伊那は長野県の南に位置するとか・・・。飯田線の終点、辰野駅は伊那の中心より上部に位置するので「上伊那郡辰野町」。
 JR東海と四国さんは平成大合併により、市町村名入りの駅名票を取り替えるのが大変だったに違いない??北海道東日本西日本九州は市町村が合併されても、駅名票は市町村入りではないので、交換する必要はなかった。これで経費削減!?
 一般旅客にとって、市町村入りのほうがわかりやすくて便利ですし・・・。
201212140003  中井侍の改札口。
 改札口といえば、購入した切符に鋏(今はスタンプのチケッター、自動改札機のパンチ穴)を入れる場所で必ず屋根がついているはず。ここは青空でした。

201212140002  
 
 改札口から駅前通りですが・・・。やはり道幅が狭い。


201212140004

 断崖絶壁の崖っぷち。


201212140005
 その上に駅利用者と思われる民家が・・・。



201212140007
 斜面は茶畑になっているようですが、訪ねたときはなかなか気づきませんでした・・・。

 
 中井侍の話はまだまだ続きます。

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秘境駅・27位の中井侍駅

2012-12-14 00:13:25 | 飯田線

201212140001 小和田駅は静岡県、その隣は長野県に入って最初の駅、中井侍(なかいさむらい)。
 長野県はかなり広いので、JR東海JR東日本だけではなく、わが故郷の山口県までつながっているJR西日本も含まれています。長野県における、JR西日本は大糸線の北小谷駅から南小谷駅のわずか8.4キロ。南小谷駅はJR東日本なので、長野県内のJR西日本は北小谷と中土の2駅しかありません。ちなみに所属は金沢支社糸魚川地域鉄道部。

 長野県最南端の中井侍駅から最北端、北小谷駅に行くのに・・・乗車券は「中井侍 → 北小谷 経由:飯田線・川岸・中央東・篠ノ井線・大糸 ¥3,890円(220.0キロ)」 
 中井侍11:25 → 天竜峡 12:10 (JR東海)
 天竜峡12:35 → 辰 野  15:40 (JR東海)
 辰 野  17:53 → 松 本   18:31 (JR東日本)
 松 本 19:08 → 南小谷 21:04 (JR東日本)
 南小谷 21:08 → 北小谷 21:20 (JR西日本)
 同じ県内だというのに、要所時間はなんと10時間っ!!長野県は広いな~!!
 次の記事は中井侍駅を中心にリポーターします。

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【動画】小和田 → 中井侍(なかいさむらい)

2012-12-13 00:41:09 | 飯田線

 わずか20分滞在の小和田駅を後に、今度は隣の中井侍。小和田駅は静岡県浜松市天竜区水窪町だが、次の中井侍駅は県境を越え、長野県下伊那郡天龍村平岡。
 小和田から中井侍までの距離は4.0キロ、180円区間。要所時間5分。
 小和田を出てまもなくトンネル。深い山間の断続的なトンネルばかり続いたので、動画は一部カット。5分を2分にまとめた動画です。次は中井侍駅を詳しくリポーターします!!

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【動画】小和田駅

2012-12-12 00:01:00 | 飯田線

 次の中井侍駅に行く前に小和田駅の最終回、動画をアップします。
 秘境駅の名付け親、牛山隆信氏が小和田駅に降り立って、容易くクルマで来訪できる場所ではないなど、秘境の度合いを評価し、全国で2位に選ばれました。(全国1位は室蘭本線の小幌駅)
 実際、牛山氏が飯田線最終電車に乗り、巡回した車掌さんに「どちらまでですか?」と聞かれてしまいました。「小和田駅」と答えると、車掌さんの表情が一瞬こわばり、「寝袋はお持ちですか?」というエピソードがあったそうだ。
 最終電車で小和田駅に降りて何をするかと細かく尋問しなくても、「寝袋はお持ちですか」とは話がわかる車掌さんだとほめたたえていました。
 今回の小和田駅滞在時間はわずか20分。究極の小和田駅マニアなら、駅舎の中で寝泊り。
 今の季節だと、小和田駅は雪が積もっているので、駅の中で寝泊りするのに身にこたえていまいそう。薄着でいられる夏の間なら、寝泊りできそう。
 豊橋18時49分発が小和田方面の最終電車。それに乗って、小和田まで。21時33分下車。23時までは駅に明かりが付くが、それ以降は真っ暗。お水は、近くの沢を水道にしているので、ミネラルウォーターそのまま飲められます。その水をアウトドアグッズで沸かし、ドリップコーヒーにしたり、インスタントラーメンにしたり・・・。寝袋をして、ベンチで就寝。
 夏の間の小和田駅夜明けは早い。朝の4時を過ぎると、明るくなるので、駅周辺を散策したり、秘境っぷりを味わったり・・・。
 豊橋方面下りの始発は7時9分なので、その電車で帰ることも可能。上りは6時47分、駒ケ根行。9時35分に着き、駒ケ根始発9時38分岡谷行きに乗り換え。岡谷に10時58分に着くので、各駅停車で東京に帰ってもよし。
 1人で小和田駅に泊まるのは相当な勇気がいります。出入口を締め切っても、真夜中のうちに熊がやってきて、両手でドアを開けて襲われるに違いないとか・・・考えすぎてしまいます。北朝鮮に最も近い韓国最北端の新炭里(シンタンリ)駅に辿り着き、今夜の宿はこの周辺に・・・と思ったら、真夜中のうちに北朝鮮兵が韓国に越境し、私を拉致するのではないかという同じ発想。やはり友人数名と一緒のほうが心強い。
 小和田駅動画をアップしますが、補足説明。駅前に平成5年小和田駅ブームに置かれたジュースの自動販売機が置かれていたのに、今は撤去されているので何もありません。
 次はようやく中井侍駅。これでもすごい秘境駅でした。

 

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日本で2番目の秘境・小和田駅(その3)

2012-12-11 01:00:57 | 飯田線

 飯田線を旅したのは11月23日。あっという間に1ケ月になろうとしています。それなのに、秘境駅6駅のなかでまだ1駅目の小和田止まり。1駅1駅ずつ細かくリポートするつもりなので、ゴールの飯田駅はたぶん年明けかな・・・。
 今日も朝早くからキジバトちゃまが遊びに来てくれました。美味しそうについばんでいたので、私もホッとします。

201212110002
 小和田駅の切符売場。



201212110003
 よく見たら・・・
 ●定期乗車券  9:00から終列車まで
 ●当日乗車以外の指定席券 10:00から17:00まで
 ●上記以外の切符 初列車から終列車まで となっていました。

 これはたぶん国鉄時代だと思われます。1977年の時刻表で調べてみると、豊橋方面の始発は7時08分、終電21時02分。(2012年12月も変わらず7時09分、20時35分)
 辰野方面は始発6時43分、終電21時14分。(2012年12月も変わらず6時47分、21時33分) 
 昔は朝6時から夜の10時頃まで駅員さんが駐在し、出札や改札までやっていたそうだな・・・。
 私の故郷、長門二見駅も日本海で獲れた鮮魚を小倉や博多方面へ運ぶ行商客のため滝部駅3時29分発下関4時33分の日本で1番早い始発列車もありました。前日の最終列車、滝部行きの23時49分を見送ると閉店。わずか3時間後にまた開店。
 2012年12月の時刻では・・・国鉄に比べるとずいぶん本数が減らされています。昔は1時間に1本なのに、今は間隔を空け、ほぼ2時間に1本。乗り遅れると、次は2時間後。田舎だから、駅の中で暇をつぶすのも大変。

201212110004_2 事務用机。たぶん有人駅時代に電車で運ばれてきたでしょう。
 無人駅化になり、机を有効活用させるため移設したらしい?
 こういう机があるので、小和田駅マニアのノートに何かのメッセージを書き残すのに便利なアイテム。

201212110005
 ここは厳密にいえば、静岡県浜松市天竜区水窪町内。駅から少し歩くと静岡県、愛知県、長野県の県境境になっているので、駅ホームに3県境の標識が立っています。

201212110006
201212110007
 国鉄時代の駅名票も健在!!


201212110008
 友人のこだわり。日本で2番目の秘境駅だというのに、人わんさかだと雰囲気がぶち壊しだと、「秘境号」が発車する前に誰もいなくなったところで撮影してくれたそうです。
 そう、人が写っていないこそ秘境駅。
201212110009
 わずか20分の停車だというのに、本当に慌ただしくてあっという間でした。
 秘境駅に降り立って、次の電車が来るまで十分探検したほうが面白そう。
 次の電車と言っても、2、3時間後。時間もたっぷりあるので、廃屋ウォッチングや周辺の自然散策も楽しめそうです。でも、冬の間は深い積雪になるので、雪がなくなる初夏(5月上旬)から晩秋(11月の終わり)ならベストシーズンかも。
 そろそろ次の中井侍駅に行きたいけど、動画がまだあるので、次も小和田駅です。

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日本で2番目の秘境・小和田駅(その2)

2012-12-09 00:39:39 | 飯田線

201212080001
 小和田駅から少し歩いたところで・・・東屋(あずまや)が・・・・!!


201212080002
 平成5(1993)年の小和田雅子様ブームのときに作られたそうです。
 来年は平成25年、20年間もこの状態で保っているのは奇跡的!?

201212080003 これも昭和っぽい古めかしい看板。
 「たき火、たばこに注意」、消防車も入れない何もない辺鄙な秘境なので、火の取扱は十分注意が必要です。

 大嵐駅で喫煙タイムを十分与えたというのに、小和田駅でも「秘境駅号」の全車両禁煙に我慢できないパカスカ族が徘徊。何もない秘境駅、空気も非常にピュアだというのに、迷惑だな!!本来なら、マイナスイオンたっぷりの秘境駅で呼吸すべきなのに。
201212080004
 なんと!家がありましたよ!!小和田駅を利用する人の家かな?と思っていましたが・・・人が住んでいるという気配すらありません。

201212080005
  その近くに道しるべ。
 気の遠くなりそうな距離ですな。

201212080006
 小和田駅が大好きな人や、小和田駅マニアの間ではもう有名になっている三輪自動車の「ミゼット」。

 「ミゼット」といえば、映画夕日の三丁目に出ていた昭和30年代。鈴木オートのオーナー(堤真一氏)が忽然と現れたゴジラが東京を破壊するさなか、ミゼットで脱出する冒頭の場面。
 小和田駅前のミゼットも廃車になってからもう4、50年経過していると思われます。
 鉄がやがて腐り果て、自然と同化しつつ・・・。
Chichijima1
 小笠原村父島の境浦にある座礁船、濱江丸(ひんこうまる)も太平洋戦争真盛り中の昭和19(1944)年、爆撃を受け、なんとか接岸しようとここまでたどり着ぎ、力尽きてしまいました。

 昭和時代なら船の原型を留めていたのに、平成になると少しずつ風化。来年は2013年、1944年から計算すると69年。完全に水没し、海底に鉄の塊が残っていると思われます。
 小和田駅のミゼットは海の塩分とは無縁なところなので、風化するまでもっと時間がかかりそう。
201212080007
 そんなところに人が住んでいるとは思えませんが・・・今でも駅の利用者が1人や2人でもいるので、廃駅にすることはできぬ。

 小和田駅の話はまだあります。
 
 

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日本で2番目の秘境・小和田駅(その1)

2012-12-07 00:08:05 | 飯田線

201212070011 小和田駅 12時35分着、20分間は停車し、12時55分発。
 運転士さんもしばし休憩になりますが、運転席でじっと微動たりせず。
 20分でも、勤務時間中とみなしているからでしょうか・・・。豊橋からずっと運転していて、お疲れでしょう。
 さて、私はわずか20分でも慌ただしく、あちこち撮影。
 友人は卯年生まれなのか、かなり飛び回っているので行動派。あちこち撮影したつもりでも、私のカメラには入っていない画像が入っていたので、これから紹介する写真は友人が撮ったものをご紹介します。

201212070012 ここでもJR東海なので、駅名票も東海仕様。
 秘境駅だというのに、「浜松市天竜区」。もし、浜松市をJRの特定都区市内に指定されてしまうと・・・・運賃計算は中心駅の浜松を起点にして、およそ120キロ先の小和田も浜松駅までと同じ運賃になるというわけではありません。特定都区市内制度は、市内から抜けて、再び市内に戻るケースは適用外。
 たとえば、唐津線の姪浜~周船寺間は福岡市西区内の駅だが、他社の福岡市営地下鉄を経由、JR線も他市町村を経由するため、福岡市内制度は適用外。
 今は無き香月線の香月駅も北九州市八幡西区内でも、市外の中間市を通って、再び北九州市内なので、北九州市内の駅としては適用外。

201212070017
 小和田駅舎。秘境駅6駅のなかで唯一の有人駅だったので、駅舎もかなり立派。
 昭和11(1936)年、三信鉄道時代に建てられたものをそのまま引き継がれています。
 201212070015
 

 原型を留める、切符売場。

201212070013 沢の水を水道にしているみたいです。
 駅舎の中はカーテンで閉まっていますが、国鉄時代に遡ると終電を見送っても駅舎の中で寝泊りしていたほどなので、賑わっていたに違いない。
 

201212070016 出口になぜか事務用の机。
 小和田駅ノートを書くための机でしょうか??
 旅人が置いていかれたと思われる電波時計も・・・。

201212070014 
 1993(平成5)年の雅子様ブームのときに使われた「花嫁号」のヘッドマークが飾られていました。雅子様の姓名は小和田(おわだ)だが、こちらの駅は「こわだ」。読みが違っても、漢字が同じだったため、皇太子ご成婚にあやかり、多くの方がこの駅に訪ねたようです。
201212070018
 小和田駅に通じる道。この狭さだと、クルマでの訪問が非常に難しい。
 小和田駅の話はたくさんあります。次の中井侍駅に行くのに、年明けになりそうな??
 2010年8月に訪問した青ヶ島もそうだし、8月から書き続け、一連のシリーズが終わったのは11月頃。自分の好きな場所だと、長期連載になりそうです。(笑)
 
 
 

 

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飯田線の鼎(かなえ)駅も無人化!?

2012-12-06 00:01:48 | 飯田線

 次は小和田駅特集にしたいところですが、書くネタがたくさんあっても、どこから手をつければいいのか、迷ってしまいます。小和田駅は日本で2番目に秘境駅なので、降り立ったときの興奮度は初めて青ヶ島に向かう時のドキドキに似ていて、半端じゃないかも・・・?

20121123iidasen01025
 小和田駅特集は次の機会にして、今日は鼎(かなえ)駅。
  秘境の6駅を飛び越えて、飯田市の鼎駅なんて・・・と思われたかもしれませんが、ご愛嬌を・・・。

 時刻表のページを開いてみると、94駅、200キロもあるローカル線の飯田線で「みどりの窓口」があるのは、豊橋・牛久保・豊川・新城・中部天竜・天竜峡・・飯田・元善光寺市田伊那大島飯島駒ケ根沢渡(さわんど)・伊那市・伊那北伊那松島辰野(JR東日本)の18駅。

 うち、赤字になっている駅名は、来春から「みどりの窓口」を撤去し、無人駅化を計画しているそうです。
 駒ケ根は駒ケ根市の中心駅なのに、無人化にするのはけしからんと、沿線自治体が無人化の反対をJR東海に申し入れているようです。
 特急も止まる平岡駅も長野県下伊那郡天龍村の中心駅で「みどりの窓口」があったのに、それを撤去し、2012年4月1日から無人駅化されました。

Kanae 鼎駅は「念願だった夢をかなえる」という言葉にあやかり、お守りとしての入場券が人気。
 昔ながらの硬券はなくなった代わりに、みどりの窓口のマルスで入場券を発券し、「合格」「夢」の大きなスタンプを押印、お守り袋に入れて販売していたのに、無人駅化になるのは惜しい。写真はWikipediaの「鼎駅」より引用。

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【動画】大嵐 → 小和田

2012-12-05 00:37:52 | 飯田線

 車内で配布された「秘境6駅&みどころマップ」では、小和田駅は日本で2番目の秘境駅と書かれています。
 「日本一の秘境駅ってどこ?」と聞かれたときにとっさに「北海道の小幌駅」。クルマでの訪問が非常に難しく、誰も寄せ付かない駅としてとても有名になっています。渡辺一史氏が書いた北海道新聞社の「北の無人駅から」という本もトップバッターは小幌駅。
<iframe width="425" height="350" src="https://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E5%B0%8F%E5%92%8C%E7%94%B0%E9%A7%85&amp;aq=&amp;sll=35.501616,140.309757&amp;sspn=1.960906,2.397766&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x601b69a336a624cf:0xcb02ce468858dd4a,0&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E5%B0%8F%E5%92%8C%E7%94%B0%E9%A7%85%EF%BC%88%E9%9D%99%E5%B2%A1%EF%BC%89&amp;ll=35.209904,137.836082&amp;spn=0.062056,0.132093&amp;z=14&amp;output=embed" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"> </iframe>
大きな地図で見る
 

 地図を見ると、小和田駅も、クルマでの訪問が難しい。それでも小和田駅から徒歩1時間のところに塩沢という集落があり、そこに郵便物と新聞を届けなければならない。
 水窪駅から塩沢集落宛の郵便物と新聞を抱え、水窪11時8分の電車に乗車、11時18分に小和田駅下車。ひたすら山道を登って配達。帰りは小和田発13時40分、水窪13時51分の電車。
 塩沢集落の状況を理解しているのか、あまり重たすぎる「ゆうパック」は送らないようにしているみたい。
 絶海の孤島、秘境の青ヶ島村宛のゆうパックは、片手で持ち運べるような軽いものはヘリコプター、重たいものや荷造りが大きいものは船。還住丸の荷物を吊り上げるクレーン車に郵便車が横付けされるので、どんなに重たくても大丈夫。ある意味で、塩沢集落は青ヶ島よりもっと秘境かも・・・?

 クルマで小和田駅に行こう!と思っても、なかなかたどり着けないので、電車しかありません。
 大嵐駅から小和田駅までわずか3キロですが、ほとんどトンネルでした。動画を少しアップしてみます。驚いたことに、小和田駅から若い鉄子さん2名乗車。
 

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【動画】大嵐駅前

2012-12-04 00:01:00 | 飯田線

 今日、友人から写真データが届くはずなのに、まだでした。ということで、日本で2番目の秘境駅、小和田に進めず、大嵐駅前の動画をアップします。
 普段の大嵐駅はどっと人が押し寄せるような風景ではありません。今回は特別の観光列車、しかも「急行」。
 豊橋から飯田まで特急「伊那路号」なら2時間半。今回は「急行」なのに、5時間。
 「快速」ではなく、わざわざ「急行」にしたのは指定席の予約システムに起因。 
 「快速」の指定席料金はわずか510円。キャンセルしても、手数料320円を差し引き、190円しか戻らないので、そのまま放置する人が多い。みどりの窓口のマルスでは「満席」と出ていても、実際は空席が目立っているケースは多い。
 だから、急行料金も加算し、キャンセルしてもはした金にならないようにJR東海さんの戦略。
 

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【動画】向市場~大嵐

2012-12-03 01:06:28 | 飯田線

 12月2日午前8時頃、天井が崩落する事故発生。9月10日、クルマで通過。天井が排気ガスの煤でまっ黒になり、開通してからかなり経っており、目新しさもない雰囲気でした。
 11月24日、飯田線からの帰りにJR中央本線の甲斐大和の次は笹子。高速道と並行するようにJRもかなり長いトンネルです。まさか、この近くに事故が起きてしまいました・・・。
 自動車のトンネルは突然崩落したとか、よく話を聞きます。(1996年2月10日、北海道の余市トンネル崩落事故は記憶に新しい)
 山奥険しい飯田線も長いトンネルがありますが、鉄道トンネルが崩落した話は全く耳にしません。
 向市場から大嵐間の動画を少し。水窪のとなりは大嵐。もう少しで小和田に辿り着ける秘境とは思えないほどの風景。

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