東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

東日本から見れば慣れない西日本の中間改札

2025-03-04 00:26:34 | 2024_夏_若桜鉄道&敦賀から北陸新幹線


 加古川線の加古川駅ホームから降りると、このような風景になります。JR東日本に慣れている人から見れば一瞬、加古川駅の出口と間違えそうなんですが・・・。

 この改札は、出口ではありません。きっぷが出てきますので、取り忘れにご注意くださいと表示が出ています。

 つまり、無人駅の多い加古川線から山陽本線に乗り継ぐ前に、乗車券を確認する中間改札になっています。

 このような中間改札が設けられているのは、他に和歌山駅(JRと和歌山電鉄)、兵庫駅(和田岬線への乗替えに兵庫駅までのきっぷまたはICカードを確認)、JR東日本管内では、鶴見駅(鶴見線ホームへは鶴見駅までのきっぷまたはICカードを確認)、あとは西船橋駅(JRと東京メトロ東西線)くらいかな。そこでふと疑問。西船橋駅の中間改札があるとしても、東京メトロ東西線からJR総武線や東葉高速鉄道に直通する電車があります。東西線の始発、中野駅はJRとの共同です。suicaでJRの改札に入り、東西線に乗車。西船橋行きだったら、JR線に乗りかえるのに中間改札にタッチすると東西線経由と認識して出場時に精算できますが、東西線から津田沼まで直通する電車だったら、JRの改札にタッチすると、中野から全区間JR線に乗車したとみなし、JRの運賃として精算されてしまいます。

 中野から西船橋 東京メトロ 330円+西船橋から津田沼 180円 合計 510円
 中野から津田沼 経由:中央東・総武(全区間JR線)   660円
 
 東京メトロに入る運賃まるごとJRに転がってしまいますけど・・・?

 JR東日本をはじめ首都圏は「宵越しの銭は持たない」の気質があり、あまり金銭に固執しないらしいですが、大阪のJR西日本は・・・


 JR東日本ではあまり見かけない、車内に不正乗車は3倍の運賃をいただきますという警告表示。オレンジ色は、かつての「機動改札」の腕章がオレンジ色だった頃の名残でしょう。
 子どもの頃、山陰本線の合理化により無人駅化、そしてワンマン運転が増えるようになりました。打ち抜き的に「機動改札」の腕章をした乗務員がビシバシと検札。「機動」の文字はまるでキセラーを取り締まる警察のようなイメージがしたのはおぼろげながら覚えています。今はJR西日本管内における「機動改札」の腕章は見かけなくなりましたが、無人駅の多いローカル線は乗車券を確認するなど不正乗車対策に関しては真面目に取り組んでいるようです。JR東日本でも倣ってほしいものです。

 西脇市から加古川までは都市圏なので、本数もありますが、西脇市から北側はぐっと減ります。みんなで乗ろうよ、加古川線。

 これが、本当の加古川駅出口です。

 途中下車可能なきっぷをJR西日本の自動改札機に挿入すると、駅名のスタンプが自動押印されます。「取」の文字の上に「福知山」。そのとなりに水色の「加古川」、「都」の文字の上に「神戸」。JR東日本の自動改札機はそんな機能は付いていません。さすがにJR西日本。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール