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1年ぶりの「海」(日向灘)

2020-10-26 00:19:23 | 2020_秋_JR九州放浪記


 車窓は南国情緒が続き・・・

 まもなく海岸沿いを走行。そのため、指定席は大分方面に向かって右側の席。鹿児島方面なら左側の席がお勧めです。

 高鍋駅停車。

 JR九州の駅名票はは小さく(宮崎県〇〇市)といった市町村名が入るはずだけど、こちらはなかった。調べてみたら、「宮崎県児湯郡高鍋町」。児湯って読んでごとく「こゆぐん」。最初は「こゆ」って読むのかなって思ったら、その通りでした。
 日本における、「郡」の役割はなさそうですが、町や村は必ず「郡」を冠している。東京都も昔は「北多摩郡」「南多摩郡」などもありましたが、現在は「西多摩郡」のみ残し、消滅。西多摩郡の町村は、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村。瑞穂町や日の出町は人口も多く、「市」に昇格してもいいくらいですが、奥多摩町や檜原村は東京都の最西端なので、深い山間。

 令和元(2019)年の小笠原以来、久しぶりに見ました。太平洋側の日向灘なんですけど、ずーっと東に移動すると、ちょうど青ヶ島に突き当たってしまいます。緯度は宮崎県とほぼ同じくらいなので、青ヶ島も年間を通して温暖な気候だと思います。特に池之沢のひんぎゃ(地熱)は真冬でも暖かいそうです。

 コロナのせいで今年は海に行けず・・・その代わり、車窓で「海」の風景を楽しめました。

 9月の終わりなので、さすがにどなたもいません。

 つの駅通過。「角」?と思ったら、「都農」でした。まだまだ特急の旅は続きます。「ワンマン」なので、検札なし。もし、検札があるとしたら、特急券に車掌区の名称が入ったスタンパーが入るはず。たぶん「宮崎乗務センター」か、もしくは「大分車掌センター」が宮崎まで越境乗務なのかどうかは不明。

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