サブプライムローンの影響によるアメリカの景気減速を警戒してドル売りが止まらず、14日には12年半ぶりに1ドル100円を割り込みました。これにより、輸出産業が大きな痛手を負うことになります。
これまで日本は輸出産業により大きな発展を遂げてきましたが、その反面、アメリカやヨーロッパなどの景気の動向に左右され易い経済の構造になってしまいました。
また、中国のギョーザ問題やバイオ燃料による穀物の高騰などで海外に依存している食糧事情も問題視されていますし、これをきっかけに、もっと国内需要の拡大に目を向けてもいいのではないかと思います。
今の日本はグローバル化し過ぎているのではないでしょうか?工業にしろ、農業にしろ、初心に戻ってもっと国内で売れるものを作って行くべきではないかと思います。国内の経済を活性化することで、輸出産業のリスクを軽減することを考えれば、こう言う事態にも上手く対応できるのではないでしょうか?日本には1億2千万人もの良質な顧客がいることを忘れてはいけません。