美味しい贈り物が届きました。

週末は＜大寒＞と思うせいか、寒さがいちだんと厳しくなっているように
思えるのは、気のせいなのでしょうか。
はっきりとは眺められませんが、富士山の積雪が裾にむかって広がって
きているように思えるのです。
きっとはっきり見える日は北風が強く、湿度も気温も低い日ではないかと
思えるのですが、そんな日は南のベランダですら出たくないのです。

昨日午後＜宅急便お届けで～す＞いつも配達してくださる方の元気な
声がインターホンから聞こえます。
はて、何か通販で頼んでいたかしら？と玄関で待っていると、
＜冷蔵便ですので～＞　とのこと。
送り先をみると、大阪在住息子夫婦からの宅急便でした。

　　　　　　

　　　　　　　　　

栞には＜なにわの伝統野菜、泉州水茄子漬＞とありました。
お正月に帰ってきたときに提げてきてくれたのと同じ水茄子です。
＜美味しかったわ～＞　私自身ほんとうに久し振りでしたので、懐かしい友人に
会えたかのように喜んだのでした。　
そして今回もたっぷり堪能できるように送ってくれたのでしょう。
早速、感謝のメールを送りました。

もう昨夜の夕食に手で裂いて半分を賞味しました。
かなり大きいので、あとの半分は漬け汁に浮かせたままガラス容器で冷蔵です。
この時期、京都周辺のお野菜を使ったお漬物がいちだんと美味しく感じられる
のです、暮れには亡き主人の大学時代からの友人の奥様からの心づかいは
京都の千枚漬けやすぐきなどの京漬物詰め合わせでした。
寒いこの時期のひとり膳にはなによりの話相手、思い出相手になってくれる
お漬物たちです。

＜送ってきたので、おすそ分けしましょうか？＞と娘にメールをしましたら、
＜不在通知が入っていて、明日受け取るのが、同じものらしいです＞との
返信でしたので、きっと弟夫婦から姉への心づかいがあったのでしょう。

しばらくの間、関東在住、母と姉は感謝しながら、今食べごろの水茄子漬を
手でさいては食事のお供にすることでしょう。