数日前までは台風の通過がいつになるのか、とか、
風雨はどの程度なのか、ベランダの植木はどうするか、などと
気の休まることのない日々でしたが、
昨日、今日は快晴に恵まれて、お布団の入れ替えや洗濯などに
動いています。 今日は娘の掛け布団、タオルケットなどを
ベランダに広げていました。明日もこのお天気は続きそうです。
でも、朝晩はだいぶ寒くなってきました。
一枚羽織るものがほしいようです、秋も深まってきています、
まわりの山々の木々もうっすらと色づきはじめて、
やさしい色あいになってきました。
この本<暮らしの手帖>です、しかも1982年早春とあります。
私が習い始めたこぎん刺し<津軽のこぎん>の記事が掲載されて
いるのを見つけて送ってくださいました。
櫛引元三氏がかなりのページにわたってこぎん刺しの歴史、
その美しさにひかれたお父さまが津軽に生まれ、
津軽で育ったこぎんを散逸させないようにと
家業のかたわら1500枚ほどを集められたと記されいます。
最初は麻しか採れず、麻しか着ることを許されなかった民の寒さから
逃れるための工夫からはじまった刺しこが時代の変遷とともに
地域性をもち、連帯意識を培うことになり、それぞれの特徴を
生かした柄などをうみだしていったようです。
私がこぎん刺しを知ったのも、東北を旅したときの
ひょんな出会いから魅せられたのです。
でも、1982年の<暮らしの手帖>にこんなに詳しく丁寧に
取り上げられているとは知らず、添えられていたお手紙を読んで、
胸が熱くなりました。
ともにブログの上での交流でお会いしたこともありませんが、
私が習っていることを知っていてくださり、
記事を見つけたからと
そのページに栞まで挟んで送ってくださったのです。
ベランダの陽だまりで干しているものを取り込むまでの間、
読んでいました。
習うにあたっていろいろな本、展示会などで学んできた
つもりでしたが、
この記事からも、今も世界から注目されているこぎん刺しの持つ
歴史に裏打ちされた美意識の歴史にますます
のめり込んでいきそうです。
紡ぐ、繕う、という言葉が遠くなってきている今、
この言葉に内在されている本当の意味や歴史にふれることの
できたことを幸せに思うのです。
これからもそれを心に古の知恵に思いを寄せながら過ごしたいと
思いながら本を閉じました。
まだまだいろいろなことが載っている貴重な本です。
私も長い間愛読していました本ですが、
今、思いがけなく手にとり、懐かしさで一杯です。
常に手もとにおいて全てを読んでみたい!!に駆られています。
風雨はどの程度なのか、ベランダの植木はどうするか、などと
気の休まることのない日々でしたが、
昨日、今日は快晴に恵まれて、お布団の入れ替えや洗濯などに
動いています。 今日は娘の掛け布団、タオルケットなどを
ベランダに広げていました。明日もこのお天気は続きそうです。
でも、朝晩はだいぶ寒くなってきました。
一枚羽織るものがほしいようです、秋も深まってきています、
まわりの山々の木々もうっすらと色づきはじめて、
やさしい色あいになってきました。
この本<暮らしの手帖>です、しかも1982年早春とあります。
私が習い始めたこぎん刺し<津軽のこぎん>の記事が掲載されて
いるのを見つけて送ってくださいました。
櫛引元三氏がかなりのページにわたってこぎん刺しの歴史、
その美しさにひかれたお父さまが津軽に生まれ、
津軽で育ったこぎんを散逸させないようにと
家業のかたわら1500枚ほどを集められたと記されいます。
最初は麻しか採れず、麻しか着ることを許されなかった民の寒さから
逃れるための工夫からはじまった刺しこが時代の変遷とともに
地域性をもち、連帯意識を培うことになり、それぞれの特徴を
生かした柄などをうみだしていったようです。
私がこぎん刺しを知ったのも、東北を旅したときの
ひょんな出会いから魅せられたのです。
でも、1982年の<暮らしの手帖>にこんなに詳しく丁寧に
取り上げられているとは知らず、添えられていたお手紙を読んで、
胸が熱くなりました。
ともにブログの上での交流でお会いしたこともありませんが、
私が習っていることを知っていてくださり、
記事を見つけたからと
そのページに栞まで挟んで送ってくださったのです。
ベランダの陽だまりで干しているものを取り込むまでの間、
読んでいました。
習うにあたっていろいろな本、展示会などで学んできた
つもりでしたが、
この記事からも、今も世界から注目されているこぎん刺しの持つ
歴史に裏打ちされた美意識の歴史にますます
のめり込んでいきそうです。
紡ぐ、繕う、という言葉が遠くなってきている今、
この言葉に内在されている本当の意味や歴史にふれることの
できたことを幸せに思うのです。
これからもそれを心に古の知恵に思いを寄せながら過ごしたいと
思いながら本を閉じました。
まだまだいろいろなことが載っている貴重な本です。
私も長い間愛読していました本ですが、
今、思いがけなく手にとり、懐かしさで一杯です。
常に手もとにおいて全てを読んでみたい!!に駆られています。