「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

「天はわれに何をさせようというのか?」(森の中でバームクーヘンを焼こう!)

2010-12-13 21:49:59 | Weblog

「天はわれに何をさせようというのか?」

確か、映画「戦国自衛隊」の中で、戦国時代にタイムスリップしてしまった主人公が、いつの間にか自分自身が、あの歴史上の人物である「信長」に なっていることに気づき、天に向かってつぶやく名せりふです。

そんな言葉が昨日私の頭の中に、ふとしたことがきっかけで、浮かびました。それは、「こどもっと」主催の「森の中でのバームクーヘンつくり」 というイベントの準備の時の話です。

「バームクーヘン」を焼くために、レンガの上で焚き火を起こしましたが、その際、火に興味を持った子が、焚き火で遊び始めたのです。子どもが、火に興味を持つことは、ごく自然ですし、大いにその興味を拡大発展させて欲しいと思う“おかさん”ですが、何人かの男の子達が揃うと、その遊びは時としてエスカレートし過ぎてしまいます。

昨日もそうでした。周りの、女性スタッフ達からも再三再四注意を受けているにもかかわらず、あるとき、限度を越えて危険なことをする子がいました。その瞬間、思わず割りと大きな声で、子どもたちを怒鳴ってしまいました。

そう、“おかさん”が小学1年くらいのころに、近所の仲間と物置の屋根に上って悪ふざけをしていた時、近くの時計屋の“おやじ”が、大声で“おかさん”たちを怒鳴り散らかしたのと同じように。

それが、昨日は、私自身が「雷おやじ」役になっていたのです。怒鳴った直後、自分自身でちょっとビックリしてしまいました。「時と場合によって、人は、それぞれ演じなければならない役回りというのを、与えられることがあるんだな。 」と、その時感じました。

 

 ところで、肝心の「森の中でバームクーヘンを焼こう!」の方ですが、準備段階で、上記のような「雷おやじ出現」などもありましたが、天気に恵まれ楽しく、そして美味しく行われました。

 

バームクーヘンの生地のもとを森の中で、調合することから始めました。↑

 

出来た、バームクーヘンの生地のもとを、熱した竹に絡みつかせます。↑

 

そして、素早く、盛んに燃え盛る炎で焼きます。そして、焼いた上にさらに液を絡め焼きなおします。

これを繰り返すと、年輪のようなバームクーヘンが徐々に出来てきます。

 

最終的に焼きあがったものは、こちらです。

見事に、年輪を刻んだバームクーヘンの焼きあがりです。↑

お味も最高でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通信販売について思うこと(便利すぎて??)

2010-12-13 10:51:02 | Weblog

先週の土曜日の夕方5時に、通販で購入手配した「ストップウォッチ」が今朝10時前に学舎に到着しました。その便利さたるや、もう感心させられることばかりです。

その注文してから、商品が到着するまでの速さは、言うまでもないのですが、後三つほどあります。

一つは値段です。今回購入した「ストップウォッチ」は学舎で3年前くらいに近くのホームセンターで購入したものと同じ機種のものです。当時、一個2000円(消費税込みで2100円)で購入したのですが、今回の商品は税込みで1029円と半額以下なのです。もちろん、送料も掛かりません 。

二つ目は品揃えです。「ストップウォッチ」は学舎の授業で生徒達が使うものですので、耐久性と使いやすさに優れたものが選択の決め手になります。 しかし、今までにいろいろな「ストップウォッチ」を購入しましたが、ほとんどのものが、割と乱暴に扱う生徒達によって、すぐにスイッチ部分が壊れてしまいました。

 

これが壊れにくく、電池の持ちもよい、“おかさん”お気に入りの「ストップウォッチ」です。↑

 

そんな中、やっと出会えたのが、耐久性にも使いやすさにも優れている、今回購入のウォッチです。ですので、同じものを求めて購入時のホームセンターに行ってみたりしましたが、既にその商品は置いておらず、メーカーは同じでも違うタイプのものだったりしました。しかし、ネットで検索してみると、しっかりその商品が販売されていました。売り場面積を考えずに店舗展開できる、通販会社の強みなのでしょうか。

 三つ目は、今回5つ購入しましたが、たまたま在庫が無かったらしく、すぐにメールが来て、とりあえずある1つだけを送付するとのことでした。そして、残りの4つについては納品し次第送ってくれるという、決めの細かいサービスまでしてくれました。

まさに、気軽にネットで買えて、価格が安く、品揃えがよく、そして、応対サービスもよい 。という、商売の基本を4つも兼ね備えていることに感心させられました。

 

しかし、あまりにも便利でよ過ぎるがゆえに生じる「?(クエスチョン)」 もあります。それは、いたって素朴に、「こんなに便利でいいの?」、「地球環境に優しいの?」などです。

個別配送に伴う輸送時の二酸化炭素排出量は、消費者が個別に車を使ってホームセンターに行くのとどちらが多いか?(現在のように、個別配達のネットワークが構築されている現在では、個別配送の方が排出量が多いとは一概に切れない気がします。)

ただ、明らかに違うのは、配送時の梱包費用です。今回はたった一個の、たて15cm・横8cmくらいの商品を届けるのに32cm×25cm×12cm のダンボールに梱包されてきました。これは、前回本を2冊購入した時と全く同じ大きさのものでした。規格を統一することが、経済合理性に通じることは理解できるのですが、どうしても“もったいない”気がしてしまいます。

 

などと、ぶつぶつ言いながらも、つい先日「ノートパソコン」も、ネットで購入してしまいました。近くの石丸電気さんや、ビックカメラさんなどの店頭にも足を運んでみましたが、お高いものばっかり展示してあって、買う気になれませんでした。

そんなこんなで、これからも、便利すぎる世の中に、「?(クエスチョンマーク)」を連発しながらも、それらの波に飲み込まれながら、「もったいない生活」して行くことになるんだろうな、と思います。

 

これが梱包に使われたダンボールです。中の小さな塊が、今回の商品です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする