いよいよあさってと迫ってきた「カルメ焼き」に備え、一人で実験をしてみました。「カルメ焼き」自体は、もう何度かやったことがあるので、大体の要領は心得ているつもりです。
まずは、もう一度やり方をいくつかのサイトでおさらいしました。材料の調合、何処まで熱するか、かき混ぜるタイミングと、かき混ぜ終了のタイミングは・・・・。
一通りおさらいをして、いざ実験開始です。ただここでは、材料の用意、実験者、タイムキーパー、記録者をすべて一人でこなさなればなりません。特に実験途中の「暖めながら温度を測り、ある一定以上になったら火を弱める」という部分などが一人だと手が足りずちょっと大変です。
結果は、一回目=見事に失敗し見る影もありません。二回目=一回目よりはましだけれども、どうしようもない代物が出来ました。「三度目の正直」を狙って、もう一度心を落ち着かせて行いました。
大き目のお玉に乗せた砂糖40g+水15cc
二回目の作品です。一部膨らんだところが見えます。
三回目は、重曹卵を入れてかき混ぜ始めたときに、ちょっと手ごたえを感じました。「ひょっとしたらうまくいくかも!」その後、どのタイミングでかきまぜを終わらせるかで、一瞬ためらってしまいました。この一瞬のためらいが命取りだったのでしょうか?かき混ぜのわりばしを抜き取ると、しばらくしてモコモコとカルメ焼きが膨らんできました・・・・が、一通り膨らんだ後、その膨らんだ部分が陥没してしまいました。残念!
この写真ではわかりにくいのですが、真ん中が陥没しています。
3回目の作品を裏から見ると、一見成功のようにも見えます。
でも、一通り試してみたので、なんとなく成功のコツは見えてきました。まだまだ、成功の可能性は4割~5割程度ですが、本番時に、子ども達と一緒に試行錯誤を繰り返し、成功時の喜びを共有したいと思います。一発でうまくいってしまったら、面白くありませんから。