「天はわれに何をさせようというのか？」（森の中でバームクーヘンを焼こう！）

「天はわれに何をさせようというのか？」

確か、映画「戦国自衛隊」の中で、戦国時代にタイムスリップしてしまった主人公が、いつの間にか自分自身が、あの歴史上の人物である「信長」に なっていることに気づき、天に向かってつぶやく名せりふです。

そんな言葉が昨日私の頭の中に、ふとしたことがきっかけで、浮かびました。それは、「こどもっと」主催の「森の中でのバームクーヘンつくり」 というイベントの準備の時の話です。

「バームクーヘン」を焼くために、レンガの上で焚き火を起こしましたが、その際、火に興味を持った子が、焚き火で遊び始めたのです。子どもが、火に興味を持つことは、ごく自然ですし、大いにその興味を拡大発展させて欲しいと思う“おかさん”ですが、何人かの男の子達が揃うと、その遊びは時としてエスカレートし過ぎてしまいます。

昨日もそうでした。周りの、女性スタッフ達からも再三再四注意を受けているにもかかわらず、あるとき、限度を越えて危険なことをする子がいました。その瞬間、思わず割りと大きな声で、子どもたちを怒鳴ってしまいました。

そう、“おかさん”が小学１年くらいのころに、近所の仲間と物置の屋根に上って悪ふざけをしていた時、近くの時計屋の“おやじ”が、大声で“おかさん”たちを怒鳴り散らかしたのと同じように。

それが、昨日は、私自身が「雷おやじ」役になっていたのです。怒鳴った直後、自分自身でちょっとビックリしてしまいました。「時と場合によって、人は、それぞれ演じなければならない役回りというのを、与えられることがあるんだな。 」と、その時感じました。

 

 ところで、肝心の「森の中でバームクーヘンを焼こう！」の方ですが、準備段階で、上記のような「雷おやじ出現」などもありましたが、天気に恵まれ楽しく、そして美味しく行われました。

 

バームクーヘンの生地のもとを森の中で、調合することから始めました。↑

 

出来た、バームクーヘンの生地のもとを、熱した竹に絡みつかせます。↑

 

そして、素早く、盛んに燃え盛る炎で焼きます。そして、焼いた上にさらに液を絡め焼きなおします。

これを繰り返すと、年輪のようなバームクーヘンが徐々に出来てきます。

 

最終的に焼きあがったものは、こちらです。

見事に、年輪を刻んだバームクーヘンの焼きあがりです。↑

お味も最高でした。

通信販売について思うこと（便利すぎて？？）

先週の土曜日の夕方５時に、通販で購入手配した「ストップウォッチ」が今朝１０時前に学舎に到着しました。その便利さたるや、もう感心させられることばかりです。

その注文してから、商品が到着するまでの速さは、言うまでもないのですが、後三つほどあります。

一つは値段です。今回購入した「ストップウォッチ」は学舎で３年前くらいに近くのホームセンターで購入したものと同じ機種のものです。当時、一個２０００円（消費税込みで２１００円）で購入したのですが、今回の商品は税込みで１０２９円と半額以下なのです。もちろん、送料も掛かりません 。

二つ目は品揃えです。「ストップウォッチ」は学舎の授業で生徒達が使うものですので、耐久性と使いやすさに優れたものが選択の決め手になります。 しかし、今までにいろいろな「ストップウォッチ」を購入しましたが、ほとんどのものが、割と乱暴に扱う生徒達によって、すぐにスイッチ部分が壊れてしまいました。

 

これが壊れにくく、電池の持ちもよい、“おかさん”お気に入りの「ストップウォッチ」です。↑

 

そんな中、やっと出会えたのが、耐久性にも使いやすさにも優れている、今回購入のウォッチです。ですので、同じものを求めて購入時のホームセンターに行ってみたりしましたが、既にその商品は置いておらず、メーカーは同じでも違うタイプのものだったりしました。しかし、ネットで検索してみると、しっかりその商品が販売されていました。売り場面積を考えずに店舗展開できる、通販会社の強みなのでしょうか。

 三つ目は、今回５つ購入しましたが、たまたま在庫が無かったらしく、すぐにメールが来て、とりあえずある１つだけを送付するとのことでした。そして、残りの４つについては納品し次第送ってくれるという、決めの細かいサービスまでしてくれました。

まさに、気軽にネットで買えて、価格が安く、品揃えがよく、そして、応対サービスもよい 。という、商売の基本を４つも兼ね備えていることに感心させられました。

 

しかし、あまりにも便利でよ過ぎるがゆえに生じる「？（クエスチョン）」 もあります。それは、いたって素朴に、「こんなに便利でいいの？」、「地球環境に優しいの？」などです。

個別配送に伴う輸送時の二酸化炭素排出量は、消費者が個別に車を使ってホームセンターに行くのとどちらが多いか？（現在のように、個別配達のネットワークが構築されている現在では、個別配送の方が排出量が多いとは一概に切れない気がします。）

ただ、明らかに違うのは、配送時の梱包費用です。今回はたった一個の、たて１５ｃｍ・横８ｃｍくらいの商品を届けるのに３２ｃｍ×２５ｃｍ×１２ｃｍ のダンボールに梱包されてきました。これは、前回本を２冊購入した時と全く同じ大きさのものでした。規格を統一することが、経済合理性に通じることは理解できるのですが、どうしても“もったいない”気がしてしまいます。

 

などと、ぶつぶつ言いながらも、つい先日「ノートパソコン」も、ネットで購入してしまいました。近くの石丸電気さんや、ビックカメラさんなどの店頭にも足を運んでみましたが、お高いものばっかり展示してあって、買う気になれませんでした。

そんなこんなで、これからも、便利すぎる世の中に、「？（クエスチョンマーク）」を連発しながらも、それらの波に飲み込まれながら、「もったいない生活」して行くことになるんだろうな、と思います。

 

これが梱包に使われたダンボールです。中の小さな塊が、今回の商品です。

 

庭の木々のようす（今年は今のところ暖かいですね。）

今年になって、ユニクロの「ヒートテック」やイオンの「ヒートファクト」などを購入し、寒いと予想される日や、外に出かける際などに着てみています。そのせいかどうかわかりませんが、今年の冬はいつも以上に暖かく感じます 。

 

そして、そんな目で眺めるからかどうかわかりませんが、学舎の庭の植物達も、冬とは思えない元気さを見せています。こんな感じです。

 

 

こちらは、鉢植えのブーゲンビリア。例年だと、１１月くらいには咲くのですが、今年はやっとつぼみをつけたところです。↑

 

こちらは４年前くらいに百円ショップで買った、アスパラです。５ｃｍ四方の小さな鉢に入っていたのが、今では全長で、１ｍを越えるほど大きくなっています。 ↑

 

毎年、早春に色をそえてくれている 、木瓜（ボケ）がいくつか、季節外れの花を咲かせています。↑

 

この常緑樹、名前を調べていないのでわからないのですが、今日、窓越しに見てみたら、若い葉っぱをあちこちに伸ばし始めていました。秋に植木屋さんに、思いっきり切られてしまったので、盛り返そうと必死なのかもしれません。↑

 

 

 

 

放課後の様子（大卓球大会）

最近放課後の様子をご紹介していませんでしたが、今も、勉強が終わった生徒達は、小学生も中学生も、８畳間などで、遊びや情報交換などを、ひとしきりしてから帰ります。

今日は、セリアにて、１００円の卓球のネットを見つけたので、購入してきました。そして、それを台所の隅に置いておいたところ、目ざとく一人の小学生が見つけ、それがきっかけとなって、小学生による「大卓球大会」が開かれることとなりました。

 

 

トーナメント制らしく、勝者を決めるため、 長い間８畳間で遊んでいました。

 

時たま、中学生も放課後卓球をやりますが、そんな時には、“おかさん”も 道場主としてでしゃばって、強いところを見せ付けたりしています。しかし今日は、小学生の後すぐに、中学生の学習が控えていて、それどころでは有りませんでした。残念！

円周率の小数第４０桁目までの暗記（人に言っちゃうと実現する）

先日「円周率」を小数点第２０桁まで暗記した話をしました。しかし、２０桁までだと、頭の柔らかい中学生には、割と簡単らしくて、すぐに出来てしまう子が何人もいました。

“おかさん”が、無理やり語呂合わせを作って、苦労して憶えたのに 、目の前で、ものの３分くらいで４人もの子が暗記してしまったのです。これには、ちょっとショックを覚えました。（少し嬉しいショックでしたが・・・。）

そこでその時、捨て台詞として「じゃあ、今度は４０桁まで暗記してくる。」と法螺を吹いてしまいました。

そして今日、法螺を吹いた相手の生徒達を迎えるに当たって、急いで続きの２０桁を暗記しました。

 

ネットで拾った「円周率」です。↑

 

今度の語呂合わせは、「フクロー夜、ミミズク闇に泣く、これには、やよ、人来ない。」です。無理やりですが、“おかさん”には、このゴロがぴんと来ました。

そして、今日、生徒達を前にこの４０桁を披露しましたが、小学生以外には、暗記する時間を作れなかったので、 まだどこまで中学生達の暗記力があるのかは不明です。ただ、暗記の時間をたっぷり与えた、小学３年生は２３桁まで、あまり時間は与えなかったものの、この暗記に挑戦してくれた５年生が２１桁くらいまですぐにに暗記してしまいました。さすがに、子どもたちの脳は柔らかい！

子どもたちを、「ぎゃふん」という目に遭わせたくて、やったのに、今日もこちらが、嬉しいショックを味わってしまいました。

それにしても、いつも生意気な“おかさん”に勝って、“おかさん”に「ぎゃふん」と言わせたいためなのか、みんなこんな意味の無い暗記を無邪気に楽しんでくれました。 面白かったです。

１２月のイベント（逃走中！）

先日もお知らせしましたが、１２月の学舎のイベントは「逃走中！（ダイナミックなかくれんぼ＆鬼ごっこ）」となりました。多くの生徒達から、「ミッションはああしたほうがいい、こうした方がいい！」といろいろなアドバイスをいただきました。それだけ、このイベントに対する期待が高いのだと思います。

あまり盛り上がりすぎて、ケガなどが生じないように注意しながら、楽しく鬼ごっこを楽しみたいと思います。

 

 

＜追記＞

今朝、会場となる森を散歩していたら、今日はお隣の小学校の「持久走大会」が開かれるのだそうで、何人かのご父兄の方たちが各所について、大会の準備をしていました。

とたんに、小学６年の時の持久走で、ビリから３番目であったという、少し苦い記憶が“おかさん”によみがえりました。でも中学、高校の持久走は、運動部での毎日の走る練習と、身長が伸びたことが幸いしてか、３０番台～１０番台まで上昇しました。

そんなことを思いながら、隣の校庭で、今にもスタートを切らんとしている生徒達に迷惑が掛からないよう、早々に散歩を切り上げてきました。

異国に旅行する。見事に速く鳴く鳥を見に来た皆は喜んだ。（暗記法）

「異国に旅行する。見事に速く鳴く鳥を見に来た皆は喜んだ。」何のことか全くわからないと思います。

これは、私が円周率（3.14159265358979323846・・） を憶えるために、考えた物語です。

 

記憶力の世界チャンピョンが書いたという、「記憶力」という本に刺激されて、ちょっと試してみたものです。

本に書かれているように、「無意味な数字の羅列に意味を持たせ、頭に定着させる。」というのは、理にかなっていると思ったからです。

そして、実際にやってみて、２０桁近くの数字の羅列を覚えることに成功しました。あと、２０桁くらいまで暗記を試みてみようかと思います。

 ＜追記＞

確か、この「円周率」を小数１万桁まで暗記したという日本人の記事を読んだことがあります。そんなに長い物語をどうやって創造するのかは、私には全く想像だにできませんが、日本語はこのような物語を作るのに適した言語であるとも書いてあったように思います。

＜追記２＞

今日来た中学１年生に、この円周率の小数点以下２０桁暗記を試みてもらいました。そうしたら、２人は始めからあきらめ顔で、結果も７～８桁までと振るいませんでしたが、何と４人もの生徒が３分くらいで、この２０桁を正確に覚えてしまいました。暗記直後の確認だったことはありますが、それにしても彼ら彼女らの頭脳の柔軟性に驚かされてしまいました。 （逆に言うと“おかさん”の脳が、少し硬くなりかけているということなのかもしれません。）

今日のおやつは？（中３数学）

土曜の夕方は、中学３年生を向かえ、３時間「数学」の学習を行います。長いので、途中、休憩を入れますが、この休憩に出すおやつの準備に、今日“おかさん”は、１０分くらい掛かってしまいました。

塾の講師が、途中で教室を抜け出し、おやつの準備をしているなんて、普通考えられないと思いますが、これが学舎の毎年の光景です。 

その間、生徒達はテキストの問題をひたすら解き進めています。“おかさん”がいない間に、わからないところがあったときなどは、互いに教えあったりもしながら進めています。（１~２年生の時には、“おかさん”が教室をはずすと、すぐに騒々しくなりましたが、受験を控えた今はみんな真剣です。また、この時期になると、生徒達にはみな「“おかさん”の数学好き」がうつっています。ですので、みんな、パズルを解くような雰囲気で、楽しそうに「数学（三平方の定理の応用問題）」をこなしてくれます。）

 

 

今日は、近くのスーパーで買ってきた「エクレール・デニッシュ・カスタード」 とココアでした。（ココアはいれるのに時間がかかるので、あまり作りませんが、冬場のおやつの一種として取り入れています。）

 

 ８人なので、これを２袋購入しました。↑

生徒達は、おやつを目当てに来ているわけでは有りませんが、やはり毎回同じ物だと飽きられてしまいます。そこで“おかさん”は、毎日スーパーに行くたびに、“あーでもない、こーでもない”と、頭を悩ませながら買い物をしています。商品選択の決め手は、疲れた脳に糖分を即効で届けられる、すこし甘目のものということです。

 

 

ココアといえば、やっぱり森永です。↑

 

 

容器は手元にある幾種類かの容器を使い分けています。↑

  

「同じ釜の飯」 では有りませんが、学舎の生徒達は、このおやつのせいもあり、毎年ものすごい結束力を発揮して、受験シーズンを乗り切っています。今年も、後残すところ２ヶ月半です。

百人一首の季節到来。（中１生の国語）

年明けの１月は各中学校とも「百人一首大会」が開かれるところが多いようです。学舎に来ている子どもたちの学校でも、３校のうち２校が、１年生を対象に大会を開く予定になっています。

そこで、数学の補習に来てくれていた１年生を対象に、８時半から「百人一首」で遊んでもらいました。幸い一人、小学生のときから来ている子が、絵札をしっかり読めるので、彼に読み手になってもらいました。

「習うより慣れろ」で、まずは、目や耳で、「百人一首」に触れてもらおうと思います。何回かやっているうちに、家で少し暗記してきて、上の句を読んだだけで、下の句をすぐに探し始める子が出てくると思います。１月の大会で、上位入賞するかしないかは、そんな各自の努力にゆだねたいと思います。

ところで、毎年何度となしに絵札を読んでいる“おかさん”ですが、未だに上の句と下の句が一体となっている歌は、数えるほどしかありません。また、意味を理解している歌も、それほど多くありません。いったん憶えても、一年使わない内にその大半が、頭の中から消えてなくなってしまうからです。とほほ・・・です。今年も中学１年生たちとともに、勉強をして、知識を少しでも増やしていこうと思います。

どんぐり爆弾の音から、枯れ葉の舞う音に。

つい先日までは、「どんぐり」が勢いよく落ちて、地面に衝突する音がメインでしたが、今日は、違っていました。

サワーッ　と風が吹いたかと思うと、かさかさと一瞬音を立て、その後は音も無く静かに舞い落ちる、落ち葉が目立ちました。

風が通り過ぎた後、真上を見上げてみると、何十もの黄色い葉がゆっくりと降りて来ていました 。しばし、足を止め眺めさせてもらいました。とても、気持ちのよい瞬間でした。

また、地面に目をやってみると、昨日まではむき出しであった土が、ほとんどその姿を消し、一面に黄色を中心とした落ち葉で埋め尽くされていました。

あらためて、１２月になったことを思い起こされました。